対面 ページ19
Mingyu side
あ、九条Aさんだ。
ドンピョに名前を呼ばれて、困った顔をした彼は、小走りでドンピョの方へと向かっていく。
練習生の中で、話題の。
最初のレベル分け評価から、彼の魅力にハマった練習生は多いみたいで、
彼が1pickなのを公言する練習生が多かった。
一緒のグループになってみたいなという練習生の声が多数で。
まぁ、僕もそのうちの一人なんだけど
なんてことをボヤーっと思ってたら、ドンピョが僕の名前を呼んだ。
わ、まじか。呼ばれるなんて思っていなかったのにな。
他の練習生の視線を感じつつ、Aさんの隣に立つ。
チラッと横を見ると、彼も僕を見ていたようで、目がばっちりあってしまった。
「あ、どうも。キムミンギュです」
会釈するだけなのはもったいないと思って、思わず自己紹介をする。
「…知ってます。ずっとかっこいいなっ…て思ってました。あ、九条Aです」
うお、彼にかっこいいなんて言われたらひとたまりもない。
控えめに差し出された手を握って、握手を交わす。
「ミンギュくんと一緒になってみたかったんです。同い年…ですよね？」
「！！ 僕も一緒になってみたかったです。同い年です…タメでいいかな？」
なんだこの会話。まるで入学初日に挨拶する学生みたいだ。
「っうん！よろしくミンギュ！！」
きらきらと目を輝かせて微笑む彼は、問答無用で可愛らしかった。
(あー…可愛い。さすが日本男児。かわいい)
一緒になれた嬉しさで思わず顔がニヤけてしまう。
おい、我慢しろキムミンギュ。
――――それから、全ての練習生が呼ばれるまで、ずっとAと世間話をしていた。
好きなアイドル、年齢、価値観、何もかも共通していて、本能的に「この子とは仲良くなれそう」と感じた。
そして、世間話に終わりが見えない中で、僕らのグループ分けが始まった。
僕らのグループはＮＣＴ先輩の曲をやる。
デビュー曲対ヒット曲。
当たり前だが ヒット曲の方が有利だろう。
特にＮＣＴ先輩のデビュー曲は難易度があり得ないほど高いので、なんとかしてでもBOSSの方へ行きたかった。
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じょんも娘 - ヲタ化した父親で吹きましたwwwwww (2020年3月19日 15時) (
レス) id: ce6d783c61 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル37(プロフ) - カナル式さん» コメント有難うございます(*^-^*) (2020年2月1日 12時) (レス) id: 5f008da80a (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - プエクの作品の更新止まっていく中で、この作品は更新してくださってとても嬉しいです！すごく面白いのでこれからも楽しみにしています(*^^*) (2020年1月29日 23時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年1月6日 0時
