私の旦那は童顔ことベビーフェイス

ベビーフェイス１３ ページ14

降谷side




何故か今日は凄くテンションが高かったな

まあいつも元気なAなんだが、
いつにも増して嬉しそうだった。

休みだったからか？
深くは聞かず、公安に向かった





風｢降谷さんおはようございます｣

降｢おはよう｣

風｢今日は会議の後、少し集まってほしいと坂本さんが仰ってましたよ｣

降｢そうか｣

風｢はい、理由は聞いてませんが｣





何だよ、じゃあ早く帰れないじゃないか
Aとご飯でも行こうかと思ったのにな。

そして会議も終わり、ダイニングに集められた





坂｢今日集まってもらったのはな、日頃の疲れを癒すために俺からのご褒美だ｣

｢｢｢(ご褒美？)｣｣｣





暗幕を開けた先には豪華な料理が並んでいた
彩りが綺麗な料理だった





｢｢｢おぉぉー！！！｣｣｣


坂｢是非食べてくれ！と、その前に、この料理を作ってくださった方を紹介しよう｣





一斉にその方に向く
俺は見た瞬間時が止まったように硬直した

なぜなら、自分の妻のAが居たからだ





｢｢｢Aさん！！！？｣｣｣





｢Aさんってまさか！｣

｢そうだよ！降谷さんの奥さん！｣

｢まじか！美人だな！｣

｢美人って言うより可愛い系だろ！？｣





俺は驚きのあまり言葉を失った
しかも部下達から大人気じゃないか

美人とか可愛いとか分析するな
とか色々言いたいんだが口が動かない。





『張り切って作らせて頂いたので是非食べてくださいね！』




なんて言うA
待て、そんな笑顔振りまくな。





｢｢｢ｯ///はい！！！｣｣｣





そうなるからやめてくれ





風｢降谷さん、知ってたんですか？｣

降｢風見、俺が知ってたように見えるか？｣

風｢いや、見えないですね｣

降｢そういう事だ｣

風｢降谷さん、早く行かないとAさん取られちゃいますよ？｣





風見の言う通り、見ると部下共に囲まれていた
悪い。行ってくると言い残しAの元へと向かった。





降｢A！｣

『零ｯ』




Aは笑顔になったが何かを思い出し下を向いた





『怒ってる？』

降｢まあ多少はな｣

『うっ、ごめんね』

坂｢あまり責めないでくれよ、降谷君。俺が頼んで呼んだからな｣

降｢そうなんですか｣





呼んだことには文句は無いんだが、
どうやって呼んだんだ？という疑問しか残らなかった



まあ折角くれたAとの時間を無駄にはしたくないからな。

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