【我妻善逸】愛されたくて

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善逸side







鬼に蜘蛛にされそうになるわ、死にそうになるわで全然いいこと無かった

薬は苦くて美味しくないけど、綺麗な人に囲まれてるからまだいい。



そして数日がたったある日、

とても可愛い人いや天使が現れた。

可愛すぎて気を失って、起きたら俺の傍に居てくれていた。



それって俺が好きってこと？

やっぱり結婚！！！！？



でもなんかさっきは流れで言っちゃったけど、何だろう、もう軽々しく言えない。



何か今までとは違う。

Aちゃんは俺のこと優しいとか強いとか言ってくれた。でも嘘はついていなかった




Aちゃんからは優しい音がする

炭治郎とは違う優しさの音



けど時々悲しそうな、辛そうな音がする



俺は感情が分かるから笑っていても、悲しいとか苦しいとかが音でわかる。


今日会ったばかりなのにAちゃんには嫌われたくない、大切にしたいって思った。

こんな事は初めてで、胸が締め付けられる
でもそんなに心地悪いわけでは無い。



Aちゃんの悲しい音をいつか俺が無くしてあげればいいなんて思ったり。

図々しいけど何かしてあげたいって、役に立ちたいと思う







そう考えながら幸せに浸っていた筈なんだけど...







｢おい！お前！俺と勝負しろ！！｣


『？』


｢伊之助やめろ！！！何で勝負するんだ！！｣


｢俺が強いってところを見せてやる！！！｣


｢強いのは分かってるから見せなくていい！！！｣


｢お前らうるせぇよ！！！！Aちゃんとの時間邪魔してんなよ！！！｣


｢あ！？弱味噌は黙って寝てろ！！！！｣


｢善逸も伊之助も静かにしろ！！｣


｢お前もうるせぇよ！！！｣







こいつら帰ってきて俺とAちゃんを邪魔して許さねぇからな！！！

楽しく話してたのに伊之助の野郎！！！！

そんな会話を見てAちゃんが突然笑いだした


そんな姿を見て皆驚いた。



あ、笑った顔天使。←






『あははっ、面白いね』


｢お前頭大丈夫か？｣


｢それはお前だろ！！｣


｢何か面白いことあったか？｣


『3人のやり取りが面白くて、、ふはっ』


｢ｯｯｯ！！！天使！！！｣








Aちゃんの笑顔を見て

本日2回目、ぶっ倒れました。←

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