41 きみとおれの不安 ページ40
業side
業「A?」
きみは震えて
『...頼ることなんて、できない』
って言った
もうすぐ枯れてしまいそうな声だった
業「なんで?」
『...私ね、はじめて本当の友達ができた。前の学校では表面上だけの付き合い。みんな有名な工藤だからって仲良くしてたの。そうすると得するからだって。で、こっちに来ることになった時は不安だったけど、みんなは違った。工藤じゃなくてAとして見てくれた。だからすごく嬉しかったんだ。カルマとも出会えてよかった。前の学校の時から、男なんてみんな同じだって思ってたけど、カルマは違った。私を守ってくれるって言ってくれた時はすごく嬉しかったし、心強かった。なんでこんなに優しくて、影で努力してるカルマがE組何だろって思ったけど、その優しさがあったからこっちにきたんだろーなって思った、誰かをかばったんじゃないかな〜?って。私さカルマがいてくれたから幸せな日々がおくれてるんだ。それに初めてだよ、こんなに人を愛してるって思えるの』
はじめてAの本音が聞けた
ほんとにつらい毎日だったんだなって思った
それを知らずに簡単に守るって言っちゃって、こんなにもAが俺のことを愛してくれてるなんて、すごく嬉しい。
俺はちゃんとAのこと知ってると思ってたけど、知らないのは俺の方でAの方がちゃんと俺のことをわかってた。
AにE組に来た理由なんて言ってないのに、そこまで俺のことをわかっててくれたなんて...
Aが俺の彼女になってくれてほんとによかった。俺は幸せものだな
『だから私はみんなに頼れない。大切な友達だからさ...』
ギュ
俺はAを抱きしめた
業「頼れないじゃなくて頼るの。大切な友達だからこそ頼るんでしょ?それに俺さ、嬉しいんだ。Aがこんなに好きでいてくれて、愛してくれて。それに俺も不安だし。またAがいなくなっちゃうんじゃないかとか、俺じゃなくて違う男のほうにいっちゃうんじゃないかとか...不安だけど、ちょっとずつ不安をなくしてこう。なくならないなら俺がなくしてあげるからさ」
きみは涙声で
『っかるま、...頼ってもいいのっ?』
業「あたりまえじゃん、逆に頼ってよ」
『...ありがとう』
業「愛してる」
『//私も』
Aが元の体に戻って
前のような生活が送れるといいな
364人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朔 - 修学旅行のメンバーで、奥田さんがいないのですが、忘れてませんか? (2018年2月13日 4時) (レス) id: db0e517b64 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 4番希望です!これからも頑張って下さい♪ (2018年1月21日 21時) (レス) id: f3eec86709 (このIDを非表示/違反報告)
コナン - 4番がいいです (2017年4月28日 18時) (レス) id: e473b57bc3 (このIDを非表示/違反報告)
チャンモモ(プロフ) - POPさん» ありがとうございます。すみません、直々間違いがあって汗 (2016年4月17日 13時) (レス) id: e0a3188bd6 (このIDを非表示/違反報告)
チャンモモ(プロフ) - ナミさん» ありがとうごさいます!頑張りますね♪ (2016年4月17日 13時) (レス) id: e0a3188bd6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チャンモモ | 作成日時:2015年8月15日 2時