時渡り 七 ページ8
末広宅に到着してからは、Aに風呂に一人で入れるか確認を取り、(無理なら目隠しして一緒に入るつもりだった)入浴を済ませ、別々の部屋で就寝した。
床に着いて暫く経った頃、末広の部屋のドアが遠慮気味に開く。
末広「どうしたのだ？」
A「ごめんなさい、、、ちょっとこわくて、、、いっしょにねてもいい？」
末広「、、、あぁ。おいで」
この小さな子が佐倉A本人である事は間違いない。
故に只の添い寝とはいえ同じ布団に入って共に寝ても良いのだろうかという思考が一瞬末広の頭をよぎったが、Aの不安そうな顔を見たらその不安を取り去ってあげたい気持ちが優った。
少しずれてスペースを開け、掛け布団を捲ると控えめに潜り込んだ。
A「ありがとう。、、、こんなことしてもらったのうまれてはじめて。」
末広「、、、今日は楽しかったか？」
A「うん、すっごく。、、、でもいまごろあつしくんはこじいんにいるでしょ？わたしだけこんな、、、いいのかな、」
末広「今まで辛い思いをしてきたのだろう。今日位はそれを忘れても良いのではないか？」
A「そっか、、、。ありがとうてっちょうさん」
安心したせいかAが段々とうとうとし始めているのに気が付いた。
末広「おやすみA」
翌朝
末広は鳥の囀りと共に起床する。
が、隣にはいつもとは違い、柔らかい感触があった。
末広(昨日はAと一緒に寝たんだったな、)
目覚めたばかりでまだ覚醒しきれていない頭を働かせると、
、、、目の前には酷く美しい(末広フィルター)寝顔が。
末広「、、、？〜〜っっ？！」
A「、、、？、、、え？！あ、、、え？何で私、末広さんと一緒に、、、？」
末広「佐倉先生、」
朝、末広が目覚めるとAが元に戻っていた。
条野「バレなきゃいいと思ったんですか、クソ野郎ですね」
末広「、、、。」
出勤後条野に状況を話し、末広は説教を受けていた。
理由は何であれ、現在のAと同じベッドで眠った事には変わりない。
大人しくいびりを受け入れる。
条野「だいたいあなたは普段から、、、」
くどくど、、、
末広「、、、。」
それは福地がもう流石にと止めに入るまで続いたとさ。
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壽(プロフ) - 糸繰 紅さん» ご指摘ありがとうございます、全く気付かなかったので本当に助かりました！また何かあれば教えていただけると嬉しいです！ (2023年2月22日 17時) (
レス) id: 46bda72861 (このIDを非表示/違反報告)
糸繰 紅(プロフ) - あの、オ/ リ/ フ/ ラ 立ってますよ.ᐟ.ᐟ違反報告の対象、低評価の原因なのでお早めの対処を〜.ᐟ外したらこのリプ消していただいて大丈夫です.ᐟ (2023年2月21日 18時) (レス) id: 2287d5e260 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壽 | 作成日時：2023年2月12日 17時
