入れ替わり 三 ページ12
Ain太宰「、、、」
乱歩「、、、」
Ain太宰「、、、あの、乱歩さん、、、一体何故うずまきに、、、？」
乱歩「、、、。」
探偵社を出てうずまきに入ったは良いが、乱歩は飲み物を注文したきり何も話さない。
最初は何故ここに連れて来られたのだろうという疑問しか湧かなかったが、ここまで何も言われないと何かしてしまったのではないかと不安になってくる。
乱歩「、、、太宰は僕に呼び出された程度でそんな焦った顔しないよ」
Ain太宰「？！」
乱歩「発言、口調、仕草。人にはそれぞれ特徴ってのがある。今朝からの君の言動は正しくAのものだ。、、、まぁ口調の方は頑張って似せようとしてたみたいだけど所々ボロが出てるよ」
Ain太宰「、、、はは、、、流石乱歩さんですね、」
乱歩「どういう事なの？A」
Ain太宰「実は、、、」
Aは朝起きてから今までの事を全て話した。
乱歩「成る程、、、」
Ain太宰「どうしたら良いんでしょう、」
乱歩「、、、幸い、僕以外は違和感は感じているものの誰もこの事態に気付いてなかった。このまま隠し通そう」
Ain太宰「太宰さんさんもそう言ってました。誰にも言わない方がが良いって、」
乱歩「本当はみんなにも言った方が良いと思う。、、、でもみんなが、社長が知ったらまた任務を凍結して社員総出で元に戻る方法を探すってなる」
Ain太宰「！！そんなの駄目です、、、！異能力じゃない以上いつ元に戻れるかも分からないのにそんな、」
乱歩「Aならそう言うと思った。恐らく太宰もAのそういう意思を汲んだんだろう」
Ain太宰「！」
初めて知る真相。
Aは太宰の気遣いに胸が暖かくなるのを感じた。
A(太宰さん、、、)
着いてから微動だにしなかった乱歩が徐に立ち上がる。
乱歩「あんまり長居すると怪しまれる、そろそろ戻ろう。、、、これからは僕も協力する。一緒に見つけるぞ」
Ain太宰「！はい！ありがとうございます」
乱歩が共にこの状況を打開する策を考え、探してくれる、こんなに心強い事はない。
良い方にと気持ちを切り替えていてもやはり頭のどこかでこのまま戻らなかったらと考えてしまっていた。
でも乱歩の″僕も協力する″の一言でそれも消し飛ぶ程Aの中で江戸川乱歩という存在は無敵なのだ。
出てくる時とは全く違う明るい顔つきでAは探偵社に戻った。
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壽(プロフ) - 糸繰 紅さん» ご指摘ありがとうございます、全く気付かなかったので本当に助かりました！また何かあれば教えていただけると嬉しいです！ (2023年2月22日 17時) (
レス) id: 46bda72861 (このIDを非表示/違反報告)
糸繰 紅(プロフ) - あの、オ/ リ/ フ/ ラ 立ってますよ.ᐟ.ᐟ違反報告の対象、低評価の原因なのでお早めの対処を〜.ᐟ外したらこのリプ消していただいて大丈夫です.ᐟ (2023年2月21日 18時) (レス) id: 2287d5e260 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壽 | 作成日時：2023年2月12日 17時
