宇宙末広 ページ12
昼
末広は休憩が始まった瞬間に立ち上がり、建物の中を許容範囲ギリギリアウトな速度で医務室まで駆け抜けた。
バタン！
A「あ、末広さん。早かったですね。こっちです」
Aは誘われれば相手に合わせて共有スペースで昼食を食べるが普段は医務室とドアで繋がっている隣の準備室で食べている。
まぁ準備室といっても医務室からしか入る事が出来ないので殆どA専用の資料室になっているが。
今回は荷運びの礼と言う事で誰も来ないここでお茶をすることになった。
「「いただきます」」
各々持参した昼食を机に広げ箸を持つ。
そこで末広は前から気になっていた事を聞いてみることにした。
末広「佐倉先生はいつも弁当だな。自分で作っているのか？」
A「はい、買うより安く済みますから。節約です。」
末広「俺は料理はあまりしないから分からないが、毎日弁当を作るというのは大変ではないのか？」
A「んー、まぁ朝も夜も作ってるのであまり変わりません。昨晩の残りを詰めてることも多いですし。でも強いて言うなら朝の時間が少なくなることですかね」
末広「？家では佐倉先生が料理を担当しているのか」
A「担当というか、一人暮らしなので家事は全部ですね」
宇宙猫。
末広は今まさしくその言葉通りの状態になっている。
家族がいると聞いて勝手に実家暮らしと思い込んでいた末広には大変な衝撃だった。
、、、まぁよく考えれば実家暮らしの人間に家族は差し入れなんてしないが。
末広(一人暮らし、、、)
その単語が末広の頭を支配する。
A「？」
末広「何かあればすぐに呼んでくれ、必ず駆け付ける」
A「？ありがとうございます」
非通知からの電話は基本無視だよ？？→←、、、進展、、、？進展だよ！！
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壽(プロフ) - きんぴらごぼう☆さん» そんな事を言っていただけるなんて本当に嬉しいです！更新頑張るので是非これからも見てて下さい！ (2023年3月29日 14時) (
レス) id: 46bda72861 (このIDを非表示/違反報告)
きんぴらごぼう☆(プロフ) - 面白すぎて一気見しちゃいました！続き待ってます！！ (2023年3月29日 9時) (レス) @page43 id: c534bb58ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壽 | 作成日時：2023年1月23日 2時
