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Aちゃんに彼氏がいるかも…と落ち込み続けて早二週間。
僕は今まで仕事が早く終わると必ず顔を出していたアメリアに足を運べずにいた。
あれから僕からは連絡できず、そしてAちゃんからも連絡は来ていない。
まあそりゃそうだよね、僕から休みの日を連絡するって言ったんだもん…
「チャンソンア〜、今日アメリア行くけど一緒に行く？」
そんな落ち込み気味の僕に声をかけてくれたのはクンヒョンだった。
「前ジウさんのところの分、Aちゃんが全額出してくれたみたいなんだ」
「え、そうだったの？！」
「知らなかったの？あの日かなりの額いってたみたいだよ…」
潰れて女の子にお金出させるなんて大失態だよ、なんて言いながら苦笑いをするクンヒョン。
Aちゃんそんなこと言ってなかったから知らなかった…
まあでも自分から出しましたなんてそりゃ言わないよな…
「mくんに聞いたら今日Aちゃんいるみたいだし、行くなら早く行こうよ」
「う、うん、準備する」
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アメリアの重たい扉を開けると出迎えてくれたのはいつも通りmくん、
ではなく綺麗に着飾ったAちゃんだった。
「いらっしゃいませ〜…なんちって笑」
店員さんのようなお出迎えをしたかと思えば、すぐに恥ずかしそうに笑うAちゃんに思わず胸が高鳴る。
「わ！Aちゃん！びっくりした！」
「ニックンさん、こんばんは〜！お二人が来ると聞いて図々しくもお出迎えさせてもらっちゃいました笑」
「こんな綺麗な人にお出迎えしてもらえるなんて光栄だな〜」
「あら、ニックンさんお上手ですね！」
クンヒョンと軽口を叩き合うAちゃんに続いてお店の中に入ると、
mくんがカウンターの中から笑顔でいらっしゃいと声をかけてくれる。
「たまには綺麗な女性からのお迎えもいいかなと思いまして、いかがでしたか？」
いたずらに微笑むmくんに、毎回でもいいくらいだよなんて冗談を飛ばしているヒョン達のやり取りを笑って聞きながらも、僕の視界に入ってくるのは綺麗に着飾った彼女の姿。
Aちゃんいつもオシャレだけど、今日は一段と…
プロフの画像に写ってた人とデートとかだったのかな…
そんなあることない事を考えてしまい、悶々としながら僕はAちゃんの隣の席に腰をかけた。
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麻樹子(プロフ) - 他も読みたいのでパスワード教えてください (2022年1月29日 17時) (
レス) id: 680a9bd736 (このIDを非表示/違反報告)
三篠(プロフ) - あやたかさん» コメントありがとうございます(;_;) チャンソンくん、かっこよさとかわいさ兼ね備えた最強くんですよね… 仕事が繁忙期で最近更新できてないのですが完結まで頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2021年12月24日 22時) (レス) id: 01d54e2d50 (このIDを非表示/違反報告)
あやたか - めっちゃいいお話です！！やっぱりチャンソンかっこいいし、可愛いですよね……！！ (2021年12月23日 7時) (レス) id: da5fb91e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三篠 | 作成日時：2021年9月15日 15時
