37.プロ意識とは ページ38
私と悠大しかいない生徒会室で、ペットボトルキャップ回収計画の実現のため、プリント作ったり、段ボールにビニール袋を被せたりしていた。
...誰も来ない。
ドアが開いた。
入って来たのは––––––––
––––––––山田先生。
私は、悠大も思っているであろう疑問を先生にぶつけた。
「先生！リハ16:00からじゃ無いんですか⁉」
「ああ、リハ？体育館今ヤクルトたちのクラス使ってるから出来ねえ」
はあァァァァァァァァ⁉
ふざけんじゃねェ‼‼‼
「何の為に練習抜けて来たんだよ...」
とうとう悠大もキレた。
「どうする？悠大、練習行ってきても良いよ」
「いや、もう良いわ...」
そして私たちは、2人でU.S.A.の練習をしていた。
「先輩！遅れてすみません！」
「いやー、やっと抜けれた」
池ちゃん、自称4組3バカ(ヤクルト、広島、ゆーちゃん)がやって来た。やっと。
1組コンビとまーちゃんがまだ来ない。
「ヤクルト！1組とまーちゃんのところまで走ってこい！京ちゃんとソフトバンクも連れてきて！」
「えー、嫌でs「何か言った？」いえ行って参ります」
ヤクルトパシってる間に、ゆーちゃんと広島はクラスの方の用事を終わらせに行っていた。悠大もどっか行っていたのでペットボトルキャップ回収計画のプリントを池ちゃんと一緒につくっていた。
「先輩！」
「遅かったじゃん、あと少しでリハ始めるから準備して〜」
そのあと、まーちゃんの発した言葉に私は耳を疑った。
「今日私、英語あるので帰ります〜明日のU.S.A.の時の服装って結局ハチマキだけで良いんですかぁ？」
「...は？帰るの？前日なのに？まーちゃん、次期生徒会長でしょ？何言ってるの？衣装は知らない。京ちゃんにでも聞いてくれば？」
広島とゆーちゃんが戻ってきていたが、とても入れる雰囲気では無かったという。
「先輩、それで衣装は...」
「いや私本当に知らないんだ。もう帰って良いよ」
生徒会は、行事で最高のものを作る「プロ」でなければならない。
仮にも、次の生徒会のトップに立つ人がそんなので良いのか？
この日、私は彼女を次期会長に信任したことを心から後悔した。
＊
「あれ、まーちゃんは？」
「英語あるそうで帰りました〜」
「あははははは！」
(((((笑い事じゃねえ山田‼‼)))))
+++++
うちの学校は、生徒会選挙で対立候補があまり出ないので基本信任投票です。
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花時雨(プロフ) - 翡翠ノ楓さん» 叫ぶ時の定番です。笑 このクラスでは日常茶飯事でした。笑って頂けて嬉しいです^ ^ (2019年7月21日 22時) (
レス) id: 707381074e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠ノ楓 - 何故に王様の耳はロバの耳って叫んだんですか…？これ読んだ時腹筋が崩壊するかと思いましたよ… (2019年6月15日 11時) (レス) id: 9a258b9a35 (このIDを非表示/違反報告)
カモミール。(プロフ) - シトロンさん» 大変失礼いたしました。今後気をつけます。 (2019年1月1日 18時) (レス) id: e321ef376e (このIDを非表示/違反報告)
シトロン - すみません。コメント欄でチャットは止めてください。サーバー落ちしてしまう恐れがあるので、お願いします。 (2019年1月1日 15時) (レス) id: d8371914fb (このIDを非表示/違反報告)
カモミール。(プロフ) - 米野花子さん» ありがとうございます！ (2018年12月15日 0時) (レス) id: 3e23062850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花時雨(元カモミール。) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chamomile-7th/
作成日時：2018年11月17日 23時
