運命の扉 (she) ページ10
皆と店で別れた後代行タクシーで帰宅した私…
一泊用の旅行バッグをクローゼットから取り出した所までは良かった
だけどその後手が動かない
さっきのユノの言葉だけがずっと頭の中をこだまし続けていた
『今夜だけ俺のそばに居てくれませんか？』
ユノは確かに私にそう言った
それに対して私は頷いた…
そして別れ際に連絡先を交換した
ベッドに座り込んで10分…
携帯が光った
ユノ『さっきはすみませんでした
俺の誘いの事は忘れてください』
忘れろ…？
そんな事無理だよ…
『酷な事を言うんですね』
ユノ『すみません』
『今夜だけ私がそばに居たら迷惑ですか？』
ユノ『そんな訳ないです
そう望んだのは俺なんですから』
『だったら行きます』
ユノ『本当にいいんですか？』
彼女が居るから悩んでいるんだよね？
でも大丈夫…
私はそれでもいい
『行かせてください』
ユノ『ありがとうございます
ホテルに着いたら連絡してください
待ってます』
『分かりました
直ぐに向かいます』
そこからの私に迷いはなかった
ユノが『待っている』と言ってくれたから…
そしてタクシーに乗ってホテルに到着…
ホテルの入口の前で到着したとユノにメールした
ユノ『Aさんが迎えに行ってくれます
少しだけ待っててください』
Aさんが来てくれる…？
少し待っていると本当にAさんが現れた
A「ミキさん…
お待たせ！」
Aさんは笑顔だった
「ユノに頼まれたの？」
A「うん
せっかくチャンミンとビール飲んでたのに〜」
「ごめんね？」
A「ううん…
でも驚いた
あの時の密談はこれだったんだ？」
「私も凄く驚いた
でも辛そうなユノを救ってあげたいって思って…」
A「後悔しない？」
ユノに彼女が居る事が気になってるんだよね…？
「本当は絶対にダメな事なんだけど…
ユノは自分に彼女が居る事を私が知っているとは知らない
だから今夜だけでいいからそばに居たい
今夜しかない
ずるい女になってみようと思う
その事で私がどんな罰を受けようとも絶対に後悔はしない」
A「それなら行こう？」
Aさんは優しく微笑んでいた
Aさんと共にユノの部屋があるフロアーへ…
そして私は運命の扉の前に立った
A「じゃあ…頑張って？
誰かに見つかる前に早くノックしてね？」
Aさんは笑顔で隣の部屋に消えた
大きく深呼吸…
そして私は運命の扉をノックした
終わり？始まり？ (changmin)→←ヒョンと彼女 (changmin)
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はなまる(プロフ) - ソルさんはじめまして。このサイトを知って色々な方の小説を読むのが好きです。ソルさんの綴る言葉や優しい文章が大好きです。パスワードがかかっているものを読みたいのでパスワードが知りたいです。よろしくお願い致します。 (2022年7月16日 2時) (
レス) id: ca97a3ca50 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» ソウル行っちゃうね(笑)ソルファにとってオンニからの罰は相当こたえただろうね。これで改心してくれればいいけど…。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - みぃなさん» いよいよ主人公さんがソウルに降り立ちますよ〜。さぁ何が待ち受けている…？次章にもぜひ遊びに来てやってくださいませ〜。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - hanahimawariffさん» 遊びに来てくださりありがとうございます！主人公in韓国ってバレバレ(笑)次章は近日中に公開しますのでまた遊びにいらしてくださいね！ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 姉妹でした〜。しかも2人とも愛人の子。2人のオンマは相当な美人さんだったのでしょうね〜。次章では大きな進展があると思いますのでまたぜひ遊びに来てやってください♪ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月22日 1時
