ヒョンと彼女 (changmin) ページ9
個室に戻ってきたヒョンの目は虚ろだった
咄嗟に俺たちはさっきの話を止めた
ミキ「顔色が悪いようですけど大丈夫ですか？」
ユノ「はい…」
ヒョンはミキさんに何とか微笑んだ
明らかに様子がおかしい
その後ヒョンは押し黙ったまま…
隣の席のミキさんは心配そうにチラチラとヒョンを見ていた
A「ユノさんどうしたんだろね…？」
「電話のせいだろうな…」
A「うん
きっとそうなんだろうね…」
Aも心配そうにヒョンを見つめていた
結局ヒョンはずっと心ここにあらずな状態だった
会計が済んで帰宅する事になるとヒョンは何とか立ち上がった
だけどその場から動けずに居た
俯いているヒョンの顔を覗き込んだミキさんは目を丸くした
そして手にしていたハンカチでヒョンの頬を拭いてあげた
ミキ「泣かないでください…」
ヒョンは自分が涙を流していた事に気付いていなかったのか酷く動揺していた
ミキ「明日はきっと晴れます」
ユノ「え？」
ミキ「大丈夫…」
ミキさんはヒョンに優しく微笑んだ
ヒョンの目からは再び涙が溢れ出した
そしてヒョンはミキさんに抱きついた
驚いているミキさんの耳元で何かを囁いたヒョン…
それに対して小さく頷いたミキさん…
ヒョンを見るミキさんの目が悲しげだった事が気になった俺…
その後俺たちはホテルに戻った
俺とAは昨夜同様窓際の椅子に座ってビールを飲み始めた
A「ユノさんはミキさんに何を言ったんだろう？」
「さっきのミキさんの目見た？」
A「うん
何だか少しだけ悲しそうに見えた」
Aは俺から夜景に目を移した
やっぱりAもそう感じていたんだ…
「俺には2人が惹かれ合っているように見えた
Aもそう思わなかった？」
A「うん…
凄くいい雰囲気だったし…
ミキさんを見つめるユノさんの目が凄く優しかった
やっぱりチャンミンもそう感じてたんだね…」
その時…
テーブルの上のAの携帯が光を放った
Aは携帯を手に取った
A「ナオからのLINEだ…」
「何だって？」
A「ソルファさんの事みたい
昨夜チャンミンとの事を聞いたスタッフ全員に緘口令を敷いたから心配するなって…」
「さすがナオさん」
A「あんなんだけどやる時はやる男だから」
Aは苦笑いだけど嬉しそうだった
その後直ぐにまたAの携帯が光った
今度はヒョンから…
Why？
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はなまる(プロフ) - ソルさんはじめまして。このサイトを知って色々な方の小説を読むのが好きです。ソルさんの綴る言葉や優しい文章が大好きです。パスワードがかかっているものを読みたいのでパスワードが知りたいです。よろしくお願い致します。 (2022年7月16日 2時) (
レス) id: ca97a3ca50 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» ソウル行っちゃうね(笑)ソルファにとってオンニからの罰は相当こたえただろうね。これで改心してくれればいいけど…。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - みぃなさん» いよいよ主人公さんがソウルに降り立ちますよ〜。さぁ何が待ち受けている…？次章にもぜひ遊びに来てやってくださいませ〜。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - hanahimawariffさん» 遊びに来てくださりありがとうございます！主人公in韓国ってバレバレ(笑)次章は近日中に公開しますのでまた遊びにいらしてくださいね！ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 姉妹でした〜。しかも2人とも愛人の子。2人のオンマは相当な美人さんだったのでしょうね〜。次章では大きな進展があると思いますのでまたぜひ遊びに来てやってください♪ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月22日 1時
