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* (You) ページ26

あれ?
どうしてユンギは私とテヤン君が友達だと知ってるの…?



「って言うか…
どうしてテヤン君と友達だって知ってるの?」



ユンギは私を見てクククと笑った



YG「そこに気付くの遅くないか?」


「そう?」


YG「マジで可愛い奴」


「可愛い…?」


YG「ま…そう思うのは俺くらいかもな
感謝しろよ?
で…どうして知っていたかと言うと…
シンの生配信を見たからだ」


「あぁ…
でも顔隠したよ?」


YG「隠すの遅すぎだ」


「だからさっき若者たちに囲まれたのか…」



私の今更発言にユンギは呆れ顔だ



YG「なぁA?」


「ん?」


YG「Aはきっと俺が居ないとダメだな」



ユンギはふっと笑った後立ち止まり薄雲に覆われた月を見上げた



YG「俺なしでよく今まで生きて来られたよな…」



柔らかい口調だと上から発言も心地良い



「ユンギなしの人生じゃなかったから生きて来られたんだよ?」



ユンギは月から視線をはずし私をじっと見た



YG「それってどういう意味だ?」


「ユンギのファンになってからはいつも私のそばにはユンギが居てくれた
だから生きて来られたの
ユンギの笑顔に…歌声に…
どれだけ癒されたか分からない」


YG「ふ〜ん…
じゃあこれから先もずっとAのそばに居てやるよ
本心を見せてくれたご褒美な?」


「そんな事言っちゃっていいの?
都合よく理解しちゃうかもよ?」


YG「いいよ?
だって俺は夫でもイエスって言った男だしな」



昨夜の出来事なのに随分前の事のような気がしていた
付き合い始めてたった一日なのに何年も一緒に居るかのような錯覚に陥っていたらしい



YG「そうだ…
せっかく電話くれたのにごめんな?
ヘアメイクの子が勝手に電話に出たんだ」


「ヘアメイクさん…?」


YG「うん
長い事俺たちについてる子で名前はチョセナ…」


「あぁ…
カヨ姉が前に話してた人かな?
ジンペンの敵だとか何とか…」


YG「多分その人の事だ
ジニヒョンの事が好きで色々な事をしでかしてる
ヒョンの私物を真似て買ってはお揃いを装ってみたり色々な?
で…今日黒川さんの存在を知って暴れたんだ」


「そうなんだ…?」



人を好きになるのは自由だけど相手に迷惑をかけてはいけないよね
ま…いつもユンギをイラつかせる私が言えた立場ではないけれども…



YG「セナと比べたら俺をイラつかせる事が得意なAが可愛く思えるよ」


「そっか…
でもそんな私の事が好きなんでしょ…?」



ユンギは苦笑いを浮かべた

* (YG)→←* (YG)



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ソル(プロフ) - 74さん» はじめまして。お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ぽぽさん» お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
74(プロフ) - はじめまして。奏楽しく読ませていただいています。第三章のパスワード教えていただけないでしょうか? (2021年4月15日 13時) (レス) id: a2d39c6975 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします (2021年4月15日 8時) (レス) id: 44c81509b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソル | 作成日時:2021年3月30日 1時

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