スローモーション4・・kei.i・・

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A「わ、撮るなら言ってよー！」


慧「ふふ、いいの、可愛いの撮れた」


A「やだやだ消して」


慧「消さない、会いたくなったらこれ見るの」



A「もう…」








その時一瞬だけ、

2人で写ってる写真なんて、存在して良いのかな？って心配がよぎった。


だけど、
リスクを冒してまで、こんなことしてくれた慧くんの気持ちが嬉しい、と思っている自分もいた。



ねぇその写真送って、って喉まで出かかったけど、万が一のことを考えたら怖くなって、飲み込んだ。
.




.



くるりと体を包んでいた慧くんの腕が、私のシャツの裾を引っ張ってめくる。
あっという間に侵入してくる手。



A「………ん、と……慧くん」



身をよじって逃げようとしても、後ろからしっかり抱き締められていて、動けない。


慧「あ、今日もしてる」



そのまま上まで登ってきた手が、私の首元でネックレスに触れる。


慧「ちゃんと、見たい」



A「わ…！」




くるりと反転させられて、ソファに仰向けに着地した。





深いキスをしながら、あっという間に外されたボタン。片手が膝の裏に入って、ぐい、と持ち上げられた。



A「慧くん、時間は、」



必死で話を逸らそうとしても、もう無意味。


慧「大丈夫、まだ来ない」



ぷちん、と外されるホック。





慧「今日は声………我慢してね？」




耳元でそんな声がして、覚悟を決めて目を閉じた。

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