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慧「ねぇ、だったらうちに来る?」
A「!?!?」
花枝「ほんと?いいの慧くん!助かる!」
A「え?」
え?いいことなの?助かるの?
急展開過ぎて頭がついていかない。
だってこの子さっき私の胸をガン見していた子だよ!?
もしやこの二人、天然か…!
と、呆気に取られていたら、その男の子が私の向かいに座って、無邪気に言った。
慧「うち、親父と二人暮らしなんだ。去年までイトコが下宿してた部屋が開いてるから、もし良かったら」
A「あ…そうなんだ…」
なんだ、そういうことか。
大学生とまさかの同棲生活が始まるのかと思って焦ったけど、彼ののほほんとした声を聞いていたら徐々に肩の力が抜けてきた。
花枝「お父さんもね、すごく良い人なんだよ。ダイニングバーやってんだよね?」
慧「や、そんなオシャレな感じのとこじゃないけどね」
うわぁ、笑うとすごく可愛いこの子。目の保養。
A「あの、えっと、家賃とかは…」
慧「えーいらないいらない、全然気にしなくていいから!」
A「ほんとに…?」
慧「いらないよ〜!大した部屋じゃないし」
花枝「Aちゃん、それでも良い…?本当にごめんね、改修の間だけで良いから」
歳下イケメンと一つ屋根の下、家賃ゼロ円…悪くないかも…っていうかこれ以外に選択肢ないかも。
A「わ、わかりました…」
花枝「よかったぁ!」
果たしてよかったのかどうなのか。
よく分からないけど、行く当てが見つかってほっとしたのが大きくて、深く考えるのはやめておいた。
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ゐ(プロフ) - スロモからあっという間に時が経ちましたが、今年もちゃみさんの大ファンです!ビタシュガ続きの展開も楽しみにしています! (2022年1月3日 0時) (レス) @page47 id: e880b33f36 (このIDを非表示/違反報告)
青空(プロフ) - やっと、慧くんがいい感じですね。 (2022年1月1日 20時) (レス) @page47 id: a1f6031022 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃみ | 作成日時:2021年5月1日 15時