#37 ページ39
A「だからさっきの慧のピアノをイメージして描いたんだよね…え、大丈夫?」
すっかり石みたいに固まった彼を見てちょっと焦る。
あれ、どうかした?ちょっと不快だったかな…
慧「マジか…めっちゃ綺麗じゃん…」
と思ったら、本当に小さく、そう聞こえてきた。
慧「A、…これもらってもいいかな?」
A「え!そんなあげるほどのものでもないよ…!端っこビリビリだし…」
慧「いいの。部屋に飾る。」
A「っ、」
そう言って彼が本当に嬉しそうに笑うから、たまらず心臓が跳ねてしまった。
A「絵の具…乾いたら、持ってっていいよ」
慧「うん。ありがとう」
ぽん、と頰の辺りが熱くなってきて、慌てて俯いて絵の具を片付けるふり。
その時、
光「それだーーーーーーーー!!!!」
A「ひっ、」
慧「えっ何」
すやすやと寝てると思った光が、机をどすん、と叩いて跳ね起きた。
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夜神月風火 - いつも楽しみに読んでます。ちゃみさんがだいすきなので、更新されるたびにうれしく思います!無理なさらず頑張ってください! (2019年8月15日 15時) (レス) id: d7aa5f874c (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - Twitterで2つ連載されると聞いてわくわくしながら待ってました!いつもちゃみさんの新作を見るとどんな伊野尾くんでも本当にきゅんきゅんするんです!2つ同時に連載されるのは大変かと思いますが、無理なさらないでくださいね!ずっと待ってます! (2019年4月5日 1時) (レス) id: 06987761d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃみ | 作成日時:2019年3月22日 0時