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改めて自覚した side heechul ページ3

チャンミン「ヒョン!待って!待って下さい!」



何度も掴んでくる手を振りほどく。



もう遅い。
気づいたんだ……
俺を止めることなんてできない……!



ディスプレイにAの名前が浮かぶと心が弾んだ。
会うと嬉しいし、失恋したら心配で嫌がらせされれば守ってやりたいと思った。



友達だからそう思うのは当たり前だと思ってた。



けどたまに……自分でもよくわかんねえモヤモヤとする時があって……。



「聞いてよ!アイツさ!人がシャワーしててもお構い無しに開けるんだよ?!」
「アイツがベッドに入って来て寝苦しい!」



チャンミンがAの家に転がりこむようになってからチャンミンの話を聞くと大抵モヤモヤした……。



ヘリ「それ、好きって事じゃないの?」
ヒチョル「へ?好きだけど?」
ヘリ「だから(笑)女としてAが好きだって事(笑)好きだからチャンミンにヤキモチ妬いてんのよ(笑)」
ヒチョル「そっか?ん〜、いまいちピンと来ねえ。」
ヘリ「恋愛偏差値低いもんね?アスカちゃんしか女の子知らないもん(笑)」
ヒチョル「はぁ?このやろっ!」
ヘリ「ヒチョル。恋愛上級者からアドバイス。もし、自分がAを好きだって自覚したならストレートにちゃんと自分の気持ちを伝えること。あの子鈍感だからハッキリ言わないと伝わらないわよ?」



こんなアドバイスをヘリからもらっても俺には関係ねえと思ってた。
自分がAに友達以上の感情を抱いてるなんて想像もしなかった。



けど、やたら俺に食ってかかってくるチャンミンを見て悟った。



そっか……俺はAを女として好きなんだ……。
だからコイツがAに触れたと聞いてムカついた……これが嫉妬ってやつか……。



嫉妬なんて俺には無縁だと思っていたのに自覚のないまま俺はずっと無条件でAのそばにいるコイツに……フッ。嫉妬してたのか……。




A「ヒチョル!」
ヒチョル「A、起きたのか?」
A「帰ったのかと思った……!」



そう言って俺にしがみついてくるAを見て愛おしいと改めて思う。



チャンミン「ヒョン!待っ……ヌナ……?」
A「……っ?!」



チャンミンの声を聞いてビクッとして俺の後ろに隠れた。



チャンミン「ヌナ……話が……」
ヒチョル「今は話したくねえって。」
チャンミン「ヌナ!僕の話を……!」
ヒチョル「嫌だって言ってんだろ。」



俺の言葉と同時にアイツの手を振りほどいたAを部屋から連れ出した。

アイツが来れない場所→←作者より



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bubu - ひろさん» ありがとう!season3はコメディ中心に(笑) (2016年8月26日 23時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛さん» ここにはないです。 (2016年8月26日 23時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» しょうもないbubu章です(笑) (2016年8月26日 23時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - wakaさん» ありがとう!season3はコメディ満載のいつものし (2016年8月26日 23時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ちゃみゅさん» さっきエラーばっか出てコメント書けなくてダブってしまったけど。season3はコメディ色満載です (2016年8月26日 23時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:bubu | 作者ホームページ:http://twitter.com/comububu  
作成日時:2016年7月24日 0時

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