結婚の条件１５ 〜flashback〜 ページ7
A「どうしても行かなきゃだめなの？」
ﾕﾉが来てから過敏になりすぎていたかもしれない
けど、不安な気持ちが拭えなかった
ﾁｬﾝﾐﾝ「まあ相手が相手だしなぁ(苦笑)」
A「でも」
婆や「姫様、我が儘はいけません。帝がお会いしたいと仰ってあらせるのですから」
そこが余計に不安になる
どうして帝が一家臣のﾁｬﾝﾐﾝに会いたいなんて言うの…？
ﾁｬﾝﾐﾝ「大丈夫だって！どうせまた話し相手になって欲しいだけだよ。昔からそうなんだ。あのｸｿｼﾞｼﾞｲ(笑)」
本当にそれだけ？
だったらどうしてﾊﾟﾊﾟがあんなに怖い顔してたの…？
ﾁｬﾝﾐﾝ「今晩は泊まってくるけど、明日のお昼までには戻るから昼げを一緒に食べよう！な？」
右大臣「ﾁｬﾝﾐﾝ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「はーい！今行く！じゃあ行ってくる！」
A「ぁ…待って！ﾁｬ…ｯ！」
困らせちゃだめ
頭ではわかっていても素直に「いってらっしゃい気をつけて」と、どうしても言えなかった
A「ﾁｬﾝﾐﾝ…」
ﾁｬﾝﾐﾝが出ていってから
そんなに時間は経っていないのに
ﾁｬﾝﾐﾝの匂いを求めて
しとね代わりに敷いているﾁｬﾝﾐﾝの狩衣の上に顔をくっ付けた
A「電話があればいいのに…」
そしたらﾒｰﾙでもGPSでも使ってどこにいるか確認して
A「ﾌｯ…ﾊﾞｶみたい…」
こんなこと考えるなんて
でも…
A「声だけでも…聞きたいな…」
そう呟いた瞬間目の前に一つの映像が広がった
〜flash back〜
A「…どうしよう、ｺﾚ…」
SMtownが終わってからﾕﾉから貰ったﾒﾓ
そこには電話番号とﾒｰﾙｱﾄﾞﾚｽが書かれていた
A「こんなの貰ったって連絡できるわけないよ…」
相手は天下のﾕﾉﾕﾉ
舞台袖で親切にしてもらって
お喋りさせてもらったけど
それだけのこと
私の中ではもう終わってしまったことだった
それよりもﾁｬﾝﾐﾝの方が気になっていた
ﾁｬﾝﾐﾝとは一度も舞台袖で喋ったこともなければ
目すら合わなかった
本当にｽﾃｰｼﾞの上だけの関係で終わってしまったことの方が虚しく寂しく感じた
A「ごめんﾕﾉ…だからといって、あなたと親しくなるわけにはいかないから…」
このまま捨てるのは危険だからと思って
貰ったﾒﾓは机の引き出しに入れて鍵をかけた
ｺﾝｺﾝ…
A「ﾊ、ﾊｲ！」
「A」とﾏﾏが部屋に入って来た
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
