結婚の条件１６ 〜flashback〜 ページ8
A「何？ﾏﾏ」
ﾏﾏ「今ﾊﾟﾊﾟから電話があってね、あなたにいつも行くｲﾀﾘｱﾝﾚｽﾄﾗﾝに来て欲しいって」
A「今から？」
でも今の時間ﾚｽﾄﾗﾝの営業時間過ぎてるのに
「ｽﾀｯﾌ専用の入り口から入って来てって」
なんでそこまでしなきゃなんないの？！
そう疑問に思いつつも
言われた通りｲﾀﾘｱﾝﾚｽﾄﾗﾝに向かった
「こちらです」
従業員の人に案内されてｽﾀｯﾌ専用の入り口から店内に入った
ﾊﾟﾊﾟ「A！」
A「もうｯ！こんな時間に呼び出して…」
ﾊﾟﾊﾟのいる丸ﾃｰﾌﾞﾙを見て足が止まった
ﾕﾉ「Aちゃん！」
笑顔いっぱいのﾕﾉと
ﾁｬﾝﾐﾝ「…」
無表情で軽く会釈をしたﾁｬﾝﾐﾝが座っていた
『今日は来てくれてありがとう』
ﾊﾟﾊﾟの横に座っていた紳士が立ち上がって私に韓国語で何かを言った
ﾕﾉ「紹介するよ。僕の父。今日は来てくれてありがとうって言ってる」
ﾕﾉのお父さん？
どうしてﾕﾉのお父さんが私に礼なんて
ﾊﾟﾊﾟ「実はお前にｽﾃｰｼﾞに立って欲しいって頼んだ知り合いはﾁｮﾝさんなんだ」
A「え？」
ﾊﾟﾊﾟの話ではﾕﾉのお父さんとは昔からの知り合いらしく、私が小さい頃何度か会っていたらしかった
A「すみません！全然覚えていなくて！」
私が言ったことを、ﾕﾉが訳してお父さんに伝えると今度は笑って日本語で答えた
「こっちこそ無理言って悪かったね。ﾕﾉが君に会えるよう頼んでくれって煩くて(笑)」
A「え？」
ﾕﾉ「ちょっとお父さんｯ！」
「本当のことじゃないか(笑) そしたらちょうどﾁｬﾝﾐﾝの相手役の女の子捜してるって聞いてAさんを推薦したんだ」
お父さんが綺麗な日本語で話すことよりﾕﾉが私に会いたいって言ったことに驚いた
A「すみません、ちょっと…」
その場に耐えられずﾄｲﾚに立った
A「なんなの？！ この変な見合いみたいなやつ…」
なんだか全て仕組まれたものみたいで違和感があった
そう考えるとﾕﾉから貰ったﾒﾓの意味が重く感じた
A「絶対かけないから…ｯ！」
そして何よりもずっと無表情のﾁｬﾝﾐﾝの方が気になって仕方なかった
A「いい気分じゃないよね…きっとご飯まだだろうとか言われて連れて来られたんだ…」
ｺﾝ…
A「ﾊｲ！出ます！」
ﾉｯｸがしたので慌てて出たらﾁｬﾝﾐﾝが立っていた
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
