結婚の条件４５ 〜flashback〜 ページ39
約束の時間通り
ﾁｬﾝﾐﾝはﾎﾃﾙに迎えに来てくれた
A「いってきます…」
ｿﾌｧｰに座ってﾃﾚﾋﾞから目を離さないﾕﾉに声を掛けたけど返事はなかった
ﾁｬﾝﾐﾝ「じゃあ行こうか？車、地下駐車場に停めてあるんだ」
A「うん」
部屋を出ようとした時だった
ﾕﾉ『ﾁｬﾝﾐﾝ！』
ﾁｬﾝﾐﾝを呼び止めた
ﾁｬﾝﾐﾝ「ちょっと待ってて」
A「ん…」
ﾁｬﾝﾐﾝが笑うとなぜか不安になる
昨日からﾕﾉと何を話しているんだろう
ﾁｬﾝﾐﾝと会ってからﾕﾉの態度も変わってきた気がする
せっかくのﾃﾞｰﾄなのに
私の心は霧がかかったようにもやもやとしている
ﾁｬﾝﾐﾝ「ごめん！待たせたね。行こうか？」
A「うん」
ﾁｬﾝﾐﾝの笑顔に
私も精一杯の笑顔で返す
心の中の霧を晴らすかのように
ﾁｬﾝﾐﾝ「さあ乗って？」
従業員専用の駐車場に停めてあったﾜﾝﾎﾞｯｸｽﾐﾆ
その助手席のﾄﾞｱを開けてくれた
事務所の人は誰もいない
A「ﾁｬﾝﾐﾝが運転するの？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「そうだけど、僕の運転じゃ不服？」
A「ううん！そうじゃないけどっ」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊﾊ(笑) わかってるよ。僕と一緒にいることがﾊﾞﾚないか心配なんだろ？ 大丈夫。こんな頭だし、ｻﾝｸﾞﾗｽ掛けて帽子被れば誰も気づかないよ(笑) 」
笑いながらｼｰﾄﾍﾞﾙﾄまで嵌めてくれた
ﾁｬﾝﾐﾝ「そんな顔しないで…」
ﾁｬﾝﾐﾝの手が頬に触れ
同時に唇も重なった
ﾁｬﾝﾐﾝ「今日は僕たち普通の人たちがするようなことを出来るだけしよう」
A「普通の…人？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「うん、そうだよ。ま、といっても僕には普通の生活をしたことがないから、基準がわからないけど…」
また唇が重なる
A「ﾝ…ﾁｬﾝﾐﾝ…普通はこんなことしないいんじゃない…？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「そう？あくまでも僕が考える普通だから…ｷｽは普通…」
ﾌﾟｰｯ！！
ﾁｬﾝﾐﾝが運転席から覆い被さるようにｷｽした時、ｸﾗｸｼｮﾝに体を押し付けたのか駐車場に鳴り響いた
ﾁｬﾝﾐﾝ「ぅおっと？！」
A「もうなにやってんの(笑)」
ﾁｬﾝﾐﾝ「狭いんだよ」
A「ﾁｬﾝﾐﾝがでかすぎるんじゃないの？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「悪かったな！ｱｯﾁもでかすぎて！」
A「ｱｯﾁもでかいって…ぁ」
ﾁｬﾝﾐﾝ「想像したろ？」
A「ﾊﾞｶ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊﾊﾊ(笑) さあ出発！」
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
