結婚の条件３６ 〜flashback〜 ページ28
ﾕﾉ「ｷｬﾘｰﾊﾞｯｸﾞの着替えはｸﾛｰｾﾞｯﾄに片付けたよ。俺の荷物と一緒に」
A「…ﾁｬﾝﾐﾝはどこ？」
ﾕﾉ「さあ？」
A「どこに連れて行ったの？！」
ﾕﾉ「知らない」
どうせ聞いてもまともに教えてくれないことはわかってる
だけど聞かずにはいられなかった
A「事務所の人が連れて行ったんでしょ？何もしないよね？」
ﾕﾉ「どうだろうね？それより明日のことだけど」
A「ﾕﾉ！」
ﾕﾉ「あいつは処分される」
A「処分…ｯ？！」
処分って何？！
事務所を首になるとか…？
それとも…もっと恐ろしいこと…？
ﾕﾉ「どう処分されるかはあいつの返答次第。俺にもわからないさA…」
ﾁｬﾝﾐﾝの返答次第って…
A「ﾁｬﾝﾐﾝ…ｯ！」
ｶﾞﾁｬ
『勝手に出られては困ります』
『お戻りを』
A「何いってるかわかんない！どいて！ﾁｬﾝﾐﾝのとこに行かなきゃ！」
ﾕﾉ「勝手に出ちゃ困るって言ってんの。迷惑かけちゃだめだよ。」
A「ﾁｬﾝﾐﾝに会わせて！」
ﾕﾉ「会ってどうするの？ﾁｬﾝﾐﾝが困るだけだ。」
A「ﾁｬﾝﾐﾝが困るって…」
ﾕﾉ「言ったろ？処分は返答次第って。つまりそれはAがどうするかによって決まることでもあるわけ…」
私がどうするか…？
ﾕﾉ「俺のものになれ」
A「…ｬ」
ﾕﾉ「このままだと俺の恋人を略奪しようとした不謹慎な男になっちゃうよ？そうなるとこの世界で生きていけない…いいの？一時の感情だけで大切なﾁｬﾝﾐﾝの人生奪うことになっても…？」
私のせいでﾁｬﾝﾐﾝの人生が…？
ーもう僕の味方は誰もいない…ー
ﾁｬﾝﾐﾝと離れたくなかった
二人で逃げて一緒になって…
そうするのが幸せだと思ってた
ーもう誰も僕たちを引き離せないよー
でも違うの？
そうすることがﾁｬﾝﾐﾝを追い詰めて
苦しめることになるの？
ﾕﾉ「迷ってる？ﾌｯ…だったら手っ取り早く決心させてあげようか？」
ﾕﾉに引っ張られｿﾌｧｰに投げ出された
ﾕﾉ「ここかﾍﾞｯﾄﾞか選べよ」
A「…」
ﾕﾉ「俺はどっちでもいいけど…」
近づいてきたﾕﾉの顔から反射的に逸らした
ﾕﾉ「ここまできて尚抵抗するの？あいつも可哀想に…」
A「…会わせて」
ﾕﾉ「…まだそんなことを言ってるのか。だからそれが」
A「ちゃんと…言うから…」
ﾕﾉ「Aの口から？ｸｽｯ…信用できないな(笑)」
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
