結婚の条件２９ 〜flashback〜 ページ21
ﾕﾉ「…いつから？」
A「…」
ﾕﾉ「Aちゃんはあの時からだよね…舞台袖で僕と喋っていても、その視線はずっとあいつを追っていた…」
車の中でﾕﾉの尋問のような質問が続いた
何も答えず黙っていてもﾕﾉは一人で喋り続けた
ﾕﾉ「確かに僕から見てもあいつは格好いいし、ｽﾃｰｼﾞで見つめられたら好きになっちゃうよね(笑)」
きっかけはそうだけど
それだけじゃない…ｯ！心の中で反論した
ﾕﾉ「相手にしないと思ってた…いくらAちゃんが好きになっても、たかがｲﾍﾞﾝﾄ出演の女の子を、あいつが気にかけるなんてこれっぽっちも思ってなかった…なのにｯ！？」
ﾌﾞｰ…ﾝ
手の中のｽﾏﾎが震えた
ﾁｬﾝﾐﾝ…？
A「ぁ…ｯ！」
無意識に隠そうとした私の手からｽﾏﾎを奪った
ﾕﾉ「…もしもし！お母さん？はい！ﾕﾝﾎです」
ﾏﾏ？！
ﾕﾉ「ええ！間に合いました。お母さんに飛行機の時間教えて頂いたお陰です。ご心配なく僕と一緒にいますから。ああ…あいつなら今、地方で仕事なので戻って来れないと思いますよ？これから事務所が用意したﾎﾃﾙ連れて行きます。それじゃ」
A「ﾏﾏに教えてもらったってどういう…ｯ！」
ﾕﾉ「君が僕の電話に出ないからお母さんにいろいろ聞いただけ。飛行機の便とか、泊まるﾎﾃﾙとか。飛行機は知ってたけど、ﾎﾃﾙは知らないって。あいつとﾎﾃﾙで会うつもりだったのか…」
A「…」
ﾕﾉ「行かせない」
A「誰も…会うなんて言ってな…」
ﾕﾉ「だったら言ってみろ！どこに泊まるのか！」
A「…」
ﾕﾉ「言えないだろ？見え透いた嘘はつくな？！」
ﾁｬﾝﾐﾝ…
ごめん
もう自分に嘘つけない…
A「私の気持ち…知ってるなら今すぐここから降ろして…」
ﾕﾉ「できない」
A「こんなことをするあなたがわからない！こんなことしたってあなたを嫌いになるだけ！」
ﾕﾉ「構わないさ」
A「ﾕﾉ…ｯ！」
ﾕﾉ「二度とﾁｬﾝﾐﾝの元に行けなくなるならどんなことだってする…ｯ！」
腕を掴まれ体ごとｼｰﾄに押し付けられた
ﾕﾉ「僕…俺を止めようだなんて思うな…ｯ！」
ﾕﾉの唇が重なる
A「ﾝ…ｯ！ｬ…」
逃れようと顔を背けようとすると
体をﾋﾟｯﾀﾘと押し付け掴んだ腕から手を放し私の顔を動かなくした
A「ｬ…ﾁｬ…ﾝﾐ…ﾝ…ｯ！」
ﾕﾉ「その名を呼ぶな？！俺を刺激するとｷｽだけじゃ済まさない…ｯ！」
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
