結婚の条件２８ 〜flashback〜 ページ20
「羽田発、金浦行きの搭乗手続きを始めます。ご搭乗の際は…」
A「ぁ…搭乗手続き始まったから行くね」
ﾁｬﾝﾐﾝ「気をつけて！着いたらメール残しておいて？」
A「うん！じゃあまた」
あれから何度も私のｽﾏﾎには【勇敢な虎】からの履歴が残ったが無視し続けた
ﾊﾟﾊﾟやﾏﾏともろくに口も聞かず今日のこの日を迎えた
ﾌﾞｰ…ﾝ
ーさっきいい忘れた。番組のﾛｹで地方に出てるんだ。でも日付が変わるまでには戻れるからﾎﾃﾙで待ってて？ー
A「ﾁｬﾝﾐﾝ…」
今日までの経緯をﾁｬﾝﾐﾝは知らない
あえて言わなかった
余計な心配をかけたくなかったから…
A「ﾀﾞﾒﾀﾞﾒ…ｯ！余計なことは考えない！」
楽しいことだけ考えよう…ｯ！
この海を渡ればﾁｬﾝﾐﾝに会えるんだから…
A「今着いたよ。これからﾊﾞｽに乗ってｿｳﾙに向かいます、と」
ﾁｬﾝﾐﾝに到着ﾒｰﾙを送った
あとはこの扉を出ればいいだけ
ｩｨ…ﾝ…
自動ﾄﾞｱが開きたくさんの人が出迎えに待っていた
皆、それぞれ待ち人を見つけては再会の喜びに浸っている
そんな光景を見ていると少し羨ましく感じた
A「人前で会うわけにはいかないもんね…」
ﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙに行こうとそこから離れようとした時だった
ﾄﾞﾝ…ｯ！
よそ見していたせいで誰かにぶつかった
A「すみません…ｯ！」
顔をあげようとしたその時
ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ！
いきなりﾌﾗｯｼｭがたかれた
A「何…？」
その瞬間誰かに抱き締められた
ﾕﾉ「会いたかった…ｯ！」
ﾕﾉ？！
なぜ…？
どうしてﾕﾉがここに…？
ﾕﾉ「迎えに来るのは当然だろ？」
空港内が騒然としているのにいつものﾎﾞﾃﾞｨｰｶﾞｰﾄﾞたちはいない
ﾕﾉがﾎﾞﾃﾞｨｰｶﾞｰﾄﾞのように私をその場から連れ出そうとした
ﾕﾉ「君は僕の大切な人…」
A「な…ｯ！」
ﾕﾉ「この瞬間から、そう世間に知れ渡った(ﾆｯｺﾘ)」
なんで…？
どうして…
ﾕﾉ「感激の涙じゃ…ないよね…？」
A 「…ｯ！？」
驚き
言葉も出ず
ただ泣くだけの私を寂しそうに見つめながらもう一度抱き締めた
ﾕﾉ「いいんだ…君の心がどこにあろうと…ｯ！」
ﾕﾉ…ｯ！？
まさか…
ﾕﾉ「だけど…渡さない…ｯ！」
ーﾔｰ！ﾁｬﾝﾐﾝどこへ行く？！ー
ﾁｬﾝﾐﾝ「だめだ…ｯ！今すぐｿｳﾙに戻らないと！」
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bubu - リナさん» こんな私の話に感情移入までしていただいて恐縮です(>_<) (2014年4月27日 21時) (
レス) id: b2d99be856 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - bubuさん» 返信ありがとうございます！3章も読まさしていただきました(*^o^*)ちょっと涙が出ちゃいました…完全に感情輸入しちゃっます(^^;;あと、極悪ユノさんもなかなかイイですね笑 (2014年4月26日 19時) (レス) id: 5fbef72eec (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» その未来の前にまた、平安時代に戻ります。そのあとのことはクライマックスに… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - のこさん» こんなことに…っ！ (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ホンマです… (2014年4月23日 3時) (レス) id: 77f6b33417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu | 作成日時：2013年12月7日 18時
