たかられる ページ19
ゲッ！
な、なんでいるのだろう。
チャンミンの姿を確認すると、そこから動けないであたふたし始めた
気持ちの動揺が半端ない
どうしよう。
ここをどうやって切り抜けるか？
あそこを通らないと家には帰れないし
でも
見つかりたくはないし
と言うか、アイツは何故あそこに居るのだ。
誰かを待っているのか？
何かの用事があるのか？
だとしたら、私に気付いても別に問題なくやり過ごせるか……
色々なパターンを考えながら、やっぱり何事もなかったように通り過ぎようという結論になった私
「よしっ」
小さい握り拳を作ってすたすたと歩いて行く
チャンミンの前を早足で横切ると
CM「おいっ！」
「ﾋﾞｸｯｯ！」
低い声で呼び止められた
まぁ……そうだよね〜
呼ばれるよね〜
恐る恐る振り向いて、初めて気が付いたかのようなオーバーリアクションをとった
「えっ！？チャンミンっ！？どうしたのっ！？」
するとチャンミンは
CM「Aんち行ったらまだ帰ってきてないって言うから。
コンビニに行くついでに駅寄ってみたわけ」
「あ、あぁ……そうなんだぁ〜。迎えに来てくれてありがとう」
あ。今日もこの後勉強か……。
憂鬱。
CM「コンビニに来たけど財布忘れたの。Aに奢ってもらおうと思って待ってた」
「あっそ。」
迎えに来たわけじゃなく、私に奢らせようとして待ってやがったのか
さっきの『ありがとう』を返して欲しい。
そして私達はコンビニに寄り
チャンミンにおでんをたらふく買わされ、家に帰った
「ただいま〜」
母「おかえり〜。チャンミン、悪かったわね〜。
駅まで迎えに行ってもらっちゃって」
CM「大丈夫ですよ。Aがおでん奢ってくれたから」
家に入ると、チャンミンと母とのやり取りを聞きながら二階の部屋に上がった
うちのお母さんには私を迎えに行ったことになってるってわけね
益々、うちのお母さんの中のチャンミンの株が上がるじゃん！
しかもおでん奢ったんじゃなくて買わされたんだし！
大きな入れ物に入ったおでんをテーブルに置いて
私は再び下に降りた
母「あ、A？手を洗ったら飲み物持っていってね」
「あ、うん。分かった」
母に呼び止められている間、チャンミンはさっさと勝手に二階へ上がっていった
「勝手に人の部屋に入りやがって」
洗面所で手を洗いながらぶつぶつ呟く私
ｷｭｯ
蛇口を止めてタオルで手を拭き
重い足取りで部屋に戻った
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裕(プロフ) - 美里さん» 読んでくれてありがとうございます。説明文のとこ？に『準備中です』と書いておいたのですが、見られなかったでしょうか？すみません。数話up出来ましたら全体に公開致します。今暫くお待ち下さい<(_ _)> (2018年12月27日 15時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
美里(プロフ) - いつも拝見しています。裕さんが更新するたび飛んできてます(^o^)次章にパスがついているのは私だけでしょうか？ (2018年12月27日 14時) (レス) id: 1c434293c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - yuritackeyさん» 甘々も気に入ってくれて嬉しいです(*´ω`*)また2章をお願いします<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます(*´∀`*)ノ嬉しいなぁ♪また2章をお願い致します<(_ _)> (2018年12月27日 13時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
yuritackey(プロフ) - 甘々チャンミン！好きです！w更新が本当に楽しみです！ (2018年12月27日 12時) (レス) id: 37ee1174d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年12月5日 1時
