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鶴丸とか言うガチクソのイケメンに俵担ぎされ連れてこられた大広間
この細っちい腕のどこに俺を担ぐほどの力があるのだろうか
鶴丸「遅くなってすまん！俺たちで最後か？？」
扇「あぁ。早く座れ、皆待ちくたびれてる」
扇のその言葉に申し訳なさそうにはにかんだ鶴丸は、なおも俺を担いだままイケメンの群衆の中に足を踏み入れた
A「っ、おい放せ！俺は戻るっ」
昨晩の出来事のせいか、全員が俺を好奇の目で見つめてくるのが分かる
そんな居心地の悪いところにいられるか、と必死に暴れるが、鶴丸の腕はぴくりともしなかった
だから……なんでそんなに………ガリガリのくせに………っ(ジェラシー)
やっとのことで降ろされた場所は一つの座布団の上
その横の空いた座布団には鶴丸が腰を下ろした
目の前には………これまた豪華な和食が並んでいる
それを見た俺は自覚するほどに大きく目を見開いた
固まっている俺をよそに扇が号令をし、食事が始まる
しかし俺は全く持って動けずにいた
燭台切「えっ……と…………九条君？ごめんね、僕の食事は嫌って言ってたのに。今日は僕が炊事当番だったんだ」
丁度机を挟んで俺の向かい側に座る燭台切は申し訳なさそうに頬を書きながら言った
しかし俺はそれに目もくれることなく、只管膳を見つめ放心している
びっくりなんてもんじゃない、驚きすぎて目の中乾燥してるわ
燭台切「九条くん……。やっぱり、他の人に作ってもらった方がよかったね。ごめん、考え無しで……」
そう言って顔に影を落とした燭台切の言葉を遮り、震える声を必死に抑えながら尋ねた
A「これ、は……俺用の膳か………？」
燭台切「え？う、うん、そうだけど……」
なんでそんなことを……と不思議そうに横から鶴丸が呟く
いやいや、こんなの驚くだろ
だってまさか………
A「……おれ、も……食べて良いのか……？」
俺の分の食事を用意してもらえるなんて思ってもいなかったんだから
だって普通に考えてみろ？
俺ここの人間じゃねぇぞ？
扇とは契約だとか言うわけの分からんもんは交わしたが、ここの住人なわけではない
怪我も治ったことだし(手入れとか言う超次元医学)、今にでも追い出されるのではと思っていたのだ
それなのに俺のためにこんな豪華な食事が用意されるなんて……
驚くな、という方が無茶な話である
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凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (9月26日 19時) (
レス) @page40 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - 中二病の主人公！新しくて大好きです！続きとても楽しみに待っております！ (7月18日 19時) (レス) @page40 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーぬぬーぬぬー - 続きをお恵みください… (2022年11月23日 0時) (レス) @page40 id: 8435a17515 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月24日 19時) (レス) @page40 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
YM - このお話大好きです！作者様の負担にならない程度に更新してくださると嬉しいです (2021年12月27日 15時) (レス) id: 0c982d92bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年5月13日 18時
