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A「……主様」
どう返すべきかと暫く悩んでいたらどんどん抱きしめる力が強くなってきて、そろそろ窒息しそうだと身の危険を感じたため紅葉さんを呼んだ
力を強めていたことに気付いたのか、ごめんと軽く謝りながら腕を解く
……さて、何て言おうか
笑い合うって誰と？
信じて待つって何を？
身に覚えの無いことが多すぎて返す言葉が見つからない
が、何も言わずにいるときっとまた紅葉さんは私を窒息死させようとしてくるはず
それだけは阻止しなければならない
普通に苦しい
となると私に残された選択肢は一つ
何となく意味が分かってる風な事を言ってこの場を収める
私はまぁ何とかなるだろ、という軽い気持ちで手探りで話を合わせることにした
A「信じます。いつかまた笑い合える日を、そして、そんな日を主様がつくって下さるのを」
文脈的に何となくシリアスの気配を察知したため、紅葉さんの目をしっかりと見つめながらちょっとだけ悲しそう微笑む
などと表情は考えを懲らしたのだが、言ってることは完全にさっき紅葉さんが言ったことを反復しただけである
こんな解答ふざけんなだし、もし紅葉さんが特に脈絡の無いただの遊びで話を振ってきたなら私はただの痛い人だ
とは思うのだが
紅葉さんも、ドアの隙間からのぞき見る短刀たちもその解答に安心したように溜息を吐き微笑んでいる
何度でも言うが、本当に何の話しをしているのか分からない
しかし何とかこの場は切り抜けられたと思っても良いであろう状況にホッとした
紅葉「あ、そうだ。昼には本丸に戻るから荷物まとめとけよ？」
A「えっ、もうですか……？」
紅葉「あぁ。夕刻にはこのコテージは別の本丸が使うらしいし、これ以上居ることは出来ない」
マジですか
言われてみれば確かに既に２日を終えている
が、私はこの旅行のメインである海水浴を行っていない
一体何しに来たんだ私は
紅葉「……まぁ、来年もきっとあるからその時に泳げば良いんじゃないか？」
A「……わかりました。約束ですよ、主様？」
紅葉「んんﾞっ……。あぁ、もちろんだ」
決して破らせるまいと指切りげんまんをするために突き出した小指に、一瞬そっぽを向いた紅葉さんも指を絡めてくれた
もし連れてってくれなかった時は針……は死んじゃうかもしれないから辛子のチューブ千本飲ませてやる！
紅葉「……今寒気が……」
A「気のせいですよ(目そらし)」
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りんご(プロフ) - 柄ラーさん» うちのニキは真剣必殺あんま出してくれないですね………ごこちゃんの確率がめちゃクソ高いです (2017年12月27日 12時) (
レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
柄ラー - わかります。！！なので、真剣必殺率が高いです。 (2017年12月27日 7時) (レス) id: 8cd9c67edd (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 柄ラーさん» 私の所の子も結構やりに狙われますwwまぁその分何故か絶対粟田口の子が一撃で仕留めるんですけどねぇww (2017年12月26日 23時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
柄ラー - うちの本丸のニキは、よく柄までとおして、高速槍にねらわれています。じまん（笑）の初鍛刀です。 (2017年12月26日 11時) (レス) id: 8cd9c67edd (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 出巴さん» リアルは冬休み入ったので落ち着いております！作る話も大体まとまってきました。が、最近出てきた刀剣男士たちのキャラが曖昧なので勉強中ですww年内には続編出したいと思っていますので、それまで待って頂けると嬉しいです！お待たせして申し訳ありません！ (2017年12月26日 2時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2017年9月8日 17時
