１７３ ページ4
A「えっ、ちょっ、あのっ！」
美人「なぁに？貴女のそんな初々しい反応は初めて見るわね」
A「まっ、や………離して下さいっ！」
美人「……ほぇ？」
ほぇ？とかかわいっっ！！
……ｹﾞﾎﾝｹﾞﾎﾝ←
声をかけようにも軽くいなされてそのまま連れて行かれそうになる
流石にヤバいと思った私は美人さんの手を振り払い一歩、二歩と後ずさった
「えっ、さくらちょ……へぇ？？」
そんな行動を理解できないとでも言いたげな顔で私を見つめる美人さん
いやいやいや、知らない人に連れてかれそうになったら抵抗するでしょ
何で不思議そうな顔するの？？え？？？
美人「あの、どうし……」
「主様？何しているの？」
心配そうに眉をひそめだした美人さんに遂に危機感を覚えたその時、後ろから聞き覚えのある声が聞こえた
心臓が一度大きくはね、背中を冷や汗が伝うのを感じながらそっと後ろを振り向いてみる
そこには
「……あら」
私がいた
………ひぇぇ
美人「えっ、わっ、桜蝶姫が２人！？いや、私の子は向こうで………じゃああなたは違っ………へっ、はい！？」
(私？)「はぁ……。落ち着きなさいな。その子、混乱してるわよ？」
呆れ気味に溜息をついた彼女は隅から隅まで私と同じ
これが噂のドッペルゲンガー？
(私？)「こんにちは。私は桜蝶姫。………貴女もよね？」
A「えっ、あ、はい……？」
あれ、ドッペルゲンガーに会ったら死ぬって……？
美人「………あぁぁ！貴女別の本丸の桜蝶姫なのね！ごめんなさい、間違えちゃったわ！」
桜蝶姫「リングを付けた自分の刀剣を探せず、挙げ句誘拐だなんて笑えないわね」
美人「返す言葉もないですぅ……」
………この人、主にこんな態度とって良いの？？
もっと……こう、敬うもんじゃないの？
とか思いながらもまぁ個体差か、くらいの気持ちでスルーした←
美人「あっ、まだ名乗っていなかった。私は茜。この桜蝶姫の主よ！」
A「あかね、様……。初にお目にかかります、桜蝶姫と申します。以後お見知りおきを」
ここに来て『桜蝶姫』に会うだなんて思っていなかった
ちょっとびっくり
とりあえず紅葉さんの立場も考えながら失礼はないようにきちんと自己紹介すれば２人に目をひんむかれる
おおっと、桜蝶姫さんは私の横をスタスタと通り抜け茜さんとこそこそ話を始めたぞぉ！？
……えっ、何でそんな険しい顔するの？
怖いからやめてほしい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1747人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんご(プロフ) - 柄ラーさん» うちのニキは真剣必殺あんま出してくれないですね………ごこちゃんの確率がめちゃクソ高いです (2017年12月27日 12時) (
レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
柄ラー - わかります。！！なので、真剣必殺率が高いです。 (2017年12月27日 7時) (レス) id: 8cd9c67edd (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 柄ラーさん» 私の所の子も結構やりに狙われますwwまぁその分何故か絶対粟田口の子が一撃で仕留めるんですけどねぇww (2017年12月26日 23時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
柄ラー - うちの本丸のニキは、よく柄までとおして、高速槍にねらわれています。じまん（笑）の初鍛刀です。 (2017年12月26日 11時) (レス) id: 8cd9c67edd (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 出巴さん» リアルは冬休み入ったので落ち着いております！作る話も大体まとまってきました。が、最近出てきた刀剣男士たちのキャラが曖昧なので勉強中ですww年内には続編出したいと思っていますので、それまで待って頂けると嬉しいです！お待たせして申し訳ありません！ (2017年12月26日 2時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りんご
| 作成日時：2017年9月8日 17時
