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〜秋田side〜
秋田「そ、れは………？」
桜蝶姫様が上着を脱がれると同時に見えたのは
大きな火傷痕と沢山の赤い斑点で
白く美しいはずのその肌に浮かんでいたそれは
痛々しく赤黒く変色していて
僕も五虎退も思わず絶句しました
A「それ、とは………、っ！？」
桜蝶姫様は一瞬不思議そうに僕たちを見て、そして傷が露出したことに気付きすぐに上着を羽織り直されました
隠したと言うことは、驚かなかったと言うことは、気まずそうに視線をそらすと言うことは
五虎退「……ずっと前から、あったんですか……？それでいて……僕たちに隠していたんですか……っ？」
A「ぁ……」
五虎退の言葉に何かを返そうと口を開くも、すぐに閉じて俯いてしまう桜蝶姫様
秋田「どうして隠していたんですか？僕たちじゃ頼りないですかっ！？」
僕たちの本丸に来てもうすぐ１年だというのに何処か線を引いているような桜蝶姫様の態度
それにどうしようもない怒りと悲しさが沸いて、気がついたら僕はそう叫んでいました
A「……いいえ、そんなことはありません。ただ、皆様にお話しするべきではないと判断しただけです」
秋田「そんなこと、話してみないと分からないじゃありませんか！！」
A「分かります。……皆様はお優しいですから、きっと秋田様のように心配して下さるのでしょう？私の過去のことで皆様に辛いお顔をさせるわけにはいきません」
数秒だけ遠くからこちらの様子を窺う本丸の皆に視線をそらし、すぐ僕に向き直るとゆっくりと微笑まれました
その言葉を聞き、その笑顔を見て、僕は遂に我慢できなくなりました
だって………
秋田「嬉しいことや楽しいことと同様に、辛いことや苦しいことだって共有し合える……、そう言うのを仲間というんじゃないんですか！？桜蝶姫様にとって僕たちは、仲間じゃないんですか！？仲間だと思っていたのは僕たちだけなんですか！？」
A「っ、ちが……」
秋田「違いません！！何時もそうやってご自分の中だけで溜め込まれて、僕たちに弱いところを見せて下さらない……っ！それは僕たちを信頼していないからですよね！？」
五虎退「あ、秋田、落ち着いてくださ……」
秋田「もういいです！！桜蝶姫様が僕たちを仲間だと思っていないなら、僕も貴方を仲間だとは思いません！！」
おろおろと止めに入ってきた五虎退を無視し踵を返す
そのまま僕は全力で走りその場を離れました
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りんご(プロフ) - 柄ラーさん» うちのニキは真剣必殺あんま出してくれないですね………ごこちゃんの確率がめちゃクソ高いです (2017年12月27日 12時) (
レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
柄ラー - わかります。！！なので、真剣必殺率が高いです。 (2017年12月27日 7時) (レス) id: 8cd9c67edd (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 柄ラーさん» 私の所の子も結構やりに狙われますwwまぁその分何故か絶対粟田口の子が一撃で仕留めるんですけどねぇww (2017年12月26日 23時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
柄ラー - うちの本丸のニキは、よく柄までとおして、高速槍にねらわれています。じまん（笑）の初鍛刀です。 (2017年12月26日 11時) (レス) id: 8cd9c67edd (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 出巴さん» リアルは冬休み入ったので落ち着いております！作る話も大体まとまってきました。が、最近出てきた刀剣男士たちのキャラが曖昧なので勉強中ですww年内には続編出したいと思っていますので、それまで待って頂けると嬉しいです！お待たせして申し訳ありません！ (2017年12月26日 2時) (レス) id: 4be69f9f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2017年9月8日 17時
