なんか雄英から護衛依頼来たんで、一寸行ってきます

No.19 ページ21

麗奈side


オ「で、話とは何かな？神代少女」


麗奈「単刀直入に言います



　 ……緑谷出久、彼は貴方の後継者
　 ですか？」


はい、決まったぁ！！←
さぁこれにどう答えるオールマイト先生！


オ「な、何を言っているんだ、
　 神代少女？彼は私にとって一生徒…
　 それに今日が初対面だ！」


さぁさぁここから追い上げるよ〜(ﾆﾔｧ


麗奈「本当にそうでしょうか？
　 体力テストでの先生が彼に向けた視線…
　 まるで心配するような目線でしたよね？
　 おかしくないですか？
　 初対面だ、と言われましたが、
　 それが本当なら彼一人を
　 心配するのはおかしい」


オ「そ、それは…」


ねぇオールマイト先生、
…あんた隠すの下手か？←


麗奈「続いて…
　 体力テストの最中の話です
　 彼がボールを投げる前、
　 爆豪君と飯田君がそれぞれ、
　 ある発言をしました
　 『無個性の雑魚』、そして
　 『彼が入試時に何を成したか
　 知らんのか』と…
　 爆豪君と緑谷君の様子を見る限り、
　 いじめられていたのでしょうか？
　 無個性という理由で…
　 だが入試時には個性を発現させている…
　 この時点ではまだ様々な仮説が
　 浮かびますが、そこに先生のあの視線…
　 以上が私の推理です！
　 何か間違っていることは？」


オ「……いいや、何もないよ、神代少女
　 君にはきちんと説明した方が良いようだ
　 明日の放課後、緑谷少年を連れて
　 校長室へ来てくれ」


いやそこで話しちゃうのね！？
こんなちょっと追い詰めたくらいで！？←
え、狼狽える先生見たかっただけなのに…←ただのクズ


麗奈「分かりました！
　 では私はこれで…」


オールマイトside


こんな速くにばれてしまうとは…


流石は武装探偵社員といったところ…


だが…
あの追求してきたときのあの目は…
まるで、深淵の闇を覗き込んでしまったかの
ような、深い深い闇だった…


それは闇に生きる者達が持つ目…


彼女は一体何者…？

(楽しんでただけなのに、知らない内に怪しまれる夢主ちゃん)

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