171話 なんかトキに負けた気分…！ ページ43
･
ブ「ニュ…動いてる…」
思わぬ少女の登場でシーンと静まりかえる辺りにブルーベルの小さな声は十分大きく聞こえた。
そしてそこからせきを切ったかのように皆が騒ぎ出した。
正「ユニが自ら口をきいた…!?」
ツ「えー!?あの娘がミルフィオーレのもう一人のボスー!?」
リ「やはりお前のことだったんだな。でかくなったな、ユニ」
好き勝手に騒ぎ驚く様を眺めながら、こっちはのんびりお話中です。
トキ「わぁ…可愛い女の子だねぇ」
『だよねー。惚れんなよ？』
トキ「あっはは。それは大丈夫。だって僕結婚してるもん」
『あっは、そりゃよかっ………た？
って、え？』
なんだと!?
サラッと流しそうになったけど、なんか変な言葉が…。
トキ「んー？だから、僕結婚してるって。子持ちだし」
『は!?』
幸い周囲はシリアス展開で集中中。
少しぐらいなら騒いでも大丈夫。
ユニちゃんの持つおしゃぶりから発せられる光を手で遮りながら「あ、言っちゃダメだったかな？」と呟いているトキに詰め寄る。
『っ〜！………どういうことだトキてめこらぁ…！』』
訂正。詰め寄ろうとしたけど肩が痛くてうずくまり、問うだけしかできなかった。
トキ「いや、ここまでにしよう、この話はさ？過去の僕に悪いし」
『むー…気になるな。つか子持ちってなんだよ、早すぎだろ。…で、何歳？』
トキ「だから、ダメだって。教えちゃったら未来変わっちゃうかもしれないでしょ」
『ちっ…』
まあそっか。
未来じゃいないはずの九代目が記憶を得ていたところから察するに、引き継がれる記憶って、ユニ視点か、あるいは他の誰か視点だと思う。
だからトキが思い浮かべただけだとトキの奥さんとか子供については引き継がれる記憶の中には入らない。
だけど発言しちゃったら別かもしれないから、聞かない方がいいか。
でも、妻子持ち発言だけでも十分衝撃物……
ﾄﾞｫﾝｯ
『…っわあっ!?』
トキ「A！」
･
172話 サクヤの心は永遠の中学二年せ…→←170話 最後白蘭化けの皮剥がれてるよね
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 327人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
京夜(プロフ) - もしも、とかもすごく面白いです！もちろんこれもすごく面白いですけどね(笑)更新楽しみにしてます！ (2016年7月3日 19時) (
レス) id: 4b153081bb (このIDを非表示/違反報告)
ART - 城覇さん» あけましておめでとうございます！更新遅めですが今年も頑張ります。応援ありがとうございます！ (2016年1月9日 18時) (レス) id: f98421b80b (このIDを非表示/違反報告)
城覇 - あけましておめでとうございます。今年もこの作品楽しみにしてます！更新頑張ってください！！ (2016年1月4日 10時) (レス) id: edf118dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
ART - 城覇さん» ありがとうございます。まさかご存知だとは…。更新がんばります！ (2015年11月23日 19時) (レス) id: 22fb7fab0c (このIDを非表示/違反報告)
城覇 - そうです！光●図書ですｗｗｗこれからも更新頑張ってください！！ (2015年11月17日 22時) (レス) id: edf118dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ART | 作成日時：2015年7月28日 16時
