白のお姉さん【チェンソーマン】 (ページ39)

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38話　お終いページ39

NO side

「て、いうわけで〜！

かくれんぼは…終わりにしましょ？」

そう言うAの笑顔はジ殺の悪魔からすればまさしく悪魔に相応しいものだったという。

「これからたくさん遊んであげたいけど…。

今日はさっさと終わらせたいの〜。

だ、か、ら。」

ﾋﾟﾝｯ

「これでお終い。」

Aは動かない悪魔ほど殺しやすいものはないよね〜と、言ってピンが抜かれた爆弾を橋の下に落とした。

ジ殺『や、やめろ！！

ヤメロォォォォオオオオオオオオ！！！！』

ﾄﾞｶｰﾝ‼︎‼︎

ジ殺の悪魔の叫びも虚しく、爆弾は悪魔を巻き込んで大爆発を起こした。

Aは辺りを見回した。

「(領域もちゃんと消えてる。

ジ殺の悪魔、駆除完了ね。)

お終い！

ただいま〜！」

Aは何事も無かったかのように黒煙を背景にデンジとマコトの元へ戻った。

ﾏｺﾄ「お疲れ様です。

無事、駆除完了ですね。」

ﾃﾞﾝｼﾞ「Aさん！

おかえりー！」

マコトは労いの言葉を言い、デンジはAの腕に抱きつきながら声をかけた。

「うん。

無事完了。

ただいま、デンジ。」

Aはそれぞれに返事をしながら、腕に抱きついてきたデンジの頭を撫でた。

「さてと、これで今日の任務も終わったことだし。

報告書は？」

ﾏｺﾄ「すでに本部へ送信しました。

紙での提出は明日でいいそうです。」

マコトはAが戦闘中に既に報告書作成を始めていたのだ。

「後処理は？」

ﾏｺﾄ「手配済みです。」

後処理の手配も報告書作成ついでにやっている。

デキる男だ。←

「流石、マコトくん。

君はやっぱり最高の付き人ね。」

Aはうんうんと頷きながら言った。

と、いうわけで。