文化祭�� ページ39
「晋助様、このまま私の屋敷に来られませんこと？」
高「行かねェよ。こいつらと帰る」
私達は片付けを済ませ、お嬢様に腕を巻き付けられている晋助を待っている所だ。
銀「おいおい、やべーんじゃねぇの」
桂「手強いな」
『あの〜、私達用事あるんで晋助返していただけます？』
「なんの用事なのです」
銀「オセロする用事でございます！！」
桂「なんだよそれ。馬鹿か」
銀「うるせェ。オセロしたかったんだよ！」
「だいたいアナタ晋助様の何なのですか？」
『はいはい彼女です彼女、なので早く返してください、執拗いですよ』
「…彼女ならここでキスできますわよね？」
『「「はぁ！？」」』
なんて無茶な。馬鹿か。馬鹿嬢か。バカ殿か。
もちろん彼女なんて嘘だ。
面倒臭い時はいつもこう言っている。
キスなんてできない…否、したことはあるが、
こいつらの前でできる訳が…
高「ん」
『…』
銀･桂「ああああああああああああああああああ」
…いつのまにか、唇が重なっていた。
多分私の目は死んでいる。
銀「高杉のバカ！！」
桂「…しぬ…」
高「おいお嬢様、これでいいだろ。腕、離せ」
「〜〜〜っ！！」
お嬢様は教室を走って出ていった。
高「てめェら目ェ死んでんぞ」
ククッ、と喉で笑う晋助。殺意しかない。
もう恥ずかしさとかときめきとかない。
『小太郎〜〜〜〜』
困った時の小太郎に抱きつく。
銀「これ強制わいせつだろ！xxxだろ！」
桂「学校でそんな言葉大声で出すな」
高「帰ェるぞ」
私達は死んだ目をしながら帰路に着いた。
銀時はいつもか。
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hinahina - とても面白い！！一気に読んでしまいました(笑)主人公が羨ましい！ (2020年5月19日 11時) (
レス) id: e67b64abce (このIDを非表示/違反報告)
ふさなら - 晋助好きにはたまらん！！ (2020年1月5日 0時) (レス) id: c67ee80021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chaco | 作成日時：2019年7月25日 15時
