日常�� ページ3
現れたのは、銀時と一緒に住んでいて、昔からの知
り合い、そして担任の松陽先生だった。
「お前俺よりあとに出てたじゃん、なんでもう来て
んの」
「何言ってるんですか。君たちが遅いんですよ。も
う始業10分前ですよ」
『は！？』
「先に言えよ！てかお前も遅刻だろ！」
「私は教師なのでいいんです」
「…行くぞ」
晋助は私の手を引っ張って、私達は学校へ走った。
_______________
『っはぁ、晋助速い…』
息を切らしながら教室に入った。
2年Z組。私たちの教室だ。
力強く繋がれた手を離そうとしても、離れない。
やっぱこの人も男だなぁ…じゃなくて
…神楽や妙ちゃん達がニヤニヤしてる。
『…離して』
「嫌に決まってらァ。」
晋助がニヤっと笑った。
銀「どけ高杉、邪魔」
息を切らした銀時と小太郎が入ってきた
『助けて小太郎』
「Aが嫌がっているだろう、離してやれ」
「そうですよ晋助、そんなんじゃAに嫌われま
すよ」
職員室に行っていた先生が戻ってきた。
松陽先生は笑いながらそう言ったが…それは黒い笑
みだった。
晋助もその圧には敵わないらしく、私の手を舌打ち
しながら離した。
「ではHRを始めますよ」
私達は席に着いた。
私の席は神楽の隣、小太郎の後ろで前の方の席。
銀時と晋助は隣同士で、後ろの方の席。
授業中にしつこくしてくる奴等が離れて良かった…
が、結局休み時間にはすぐ私の席に戻ってくる。
そんな時は前の小太郎と神楽のとこに逃げるんだけ
ど。
HRが終わり、いつも通り晋助と銀時がこっちに来よ
うとしてたので私は小太郎と神楽に逃げていた。
「ほんとお前ら仲良いアルな」
『仲がいいのは小太郎と私くらいだよ』
銀「えっ！？俺達みんな仲いいよね！？」
高「あァ？俺が好きなのはAだけだ」
銀「もうお前のこと嫌い！」
高「上等だ」
ギャーギャーギャーギャー、いつものが始まった。
『小太郎、神楽、次移動教室だから一緒行こ。』
「馬鹿共は置いていくアル」
晋助と銀時を置いて、私達は教室へ向かった。
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hinahina - とても面白い！！一気に読んでしまいました(笑)主人公が羨ましい！ (2020年5月19日 11時) (
レス) id: e67b64abce (このIDを非表示/違反報告)
ふさなら - 晋助好きにはたまらん！！ (2020年1月5日 0時) (レス) id: c67ee80021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chaco | 作成日時：2019年7月25日 15時
