お話いろいろ「2」

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-玉森-

前々から目を付けていた組織にボスから潜入して内情を探る仕事を任された。

宮田に情報収集を頼んでいろいろ策を考えた。

入り込んで組織の一人として内情を探ろうとしたが

なんだかそれじゃ面白くない。

だって、ガヤはいつもミツと一緒。

俺だってミツと仕事がしたい。

だから今回は組織ではなく客として接して内情を探る事にした。

潜入すると中々こっちに帰ってこれないけど

これならこっちに帰って来られる。

相手にバレるなんて俺は絶対しない。

今日もそれなりに情報掴んでボスに報告済ませる。


玉「１週間後に客ばかり集めたパーティーがあります。そのパーティーの招待状です。」

滝「うん、どんな奴達が客として来るのか分かるな・・上手くやれるな？」

玉「当たり前です。俺を誰だと思ってるんですか？」

滝「そうだな・・・愚問だったな」

玉「そこでお願いがあるんですが。」

滝「珍しいな？なんだ・・」

玉「このパーティーはパートナーと一緒に出席なんですよね。」


この招待所が届いた時から俺はずっと考えていた。

その事を考えると顔がニヤケてしまう。


滝「そのパートナーに北山を選ぶのか？宮田じゃなく・・クス」

玉「なんでそこで宮田なんです！ミツに決まってるでしょ！ボス、ちゃんと口説いて下さいね。あ、ドレスは俺が選びます。」

滝「はいはい・・・仕事の為なら北山は受けてくれるよ。後は・・彼奴ががな・・」

玉「そこもちゃんと言い聞かすのがボスの仕事でしょ。」

滝「分かったよ」


そう、ボスが言う彼奴はガヤの事だ。

俺がミツを連れて仕事でもパーティーに行くって言ったら絶対邪魔をしてくるに違いない。

ボスに頼んで先に手を打つ事にした。

あぁ〜ミツの可愛い姿早く見たい。

どんな女にも負けないミツに仕上げてやる。

凄くやる気が出てきた。

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