お話いろいろ「2」

-8- ページ38

横「虐めてないよ、可愛がってたの。みっちゃん用事があったんでしょ？」

北「そうだった。今度お邪魔する場所の金庫のなんだけどね・・型を取ってから鍵作って」


ポケットから袋を取りだしたのは樹脂の塊。


横「了解。本当は俺が直接いければいいんだけどね・・悪いねみっちゃん。」

北「ボスのお供じゃ仕方ないよ。」

藤「俺達に任せとけば大丈夫だから」

横「あぁ、よく知ってるよ。2人なら心配はない。」


本当は珍しく俺とみっちゃんとの仕事だった。

いつもなら絶対太輔が邪魔をしてくるが、珍しくそれもなく

今度こそみっちゃんの前でカッコよく金庫を開けたかったんだけな

ボスとの用事が被るなんて思ってなかった。

まさか、こんな都合よく！太輔の顔を見ら・・・


横「太輔お前！！」

藤「鍵が出来たら呼んで。それまで宏光とイチャついてるから〜」

北「よこーさん！ごめん！！お願いね。」


みっちゃんが困った様な顔をして謝ってくれたが

太輔は当たり前の様にみっちゃんの腰を引き寄せて部屋を出て行った。

なんだ、結局イチャイチャをしに来ただけか？


横「リア充爆発しろ！！！」

そう思いながらも俺はきっちり仕事してしまうんだよな・・・

--------------------------------------------------------------------------------
今回はちょっと違った感じにしてみました。

-9-→←-7-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す