-22-F ページ22
「クス、藤ヶ谷さんは素直ですね。顔が正直に語ってますよ」
宏光が俺の腕の中から俺を見上げた。
「もう、太輔はそんな顔したらイケメン台無しじゃないかぁ〜」
俺の頬を引っ張りながら睨んでおります。
こうなったらちゃんと言ってしまおう。
そうすれば変に手も出す事ないだろう。
思った時には動いていた。
宏光の顎を持ち上げたら大きな瞳が揺れる・・
そしてぷっくりとした唇に誘われるようにそのまま唇を重ねた。
チュウ・・・//
周りがざわつく。そりゃそうだろう・・・
人前でキスなんてしたら。
そっと唇を離して宏光にそっと言う。
宏光は顔を真っ赤にして唇を抑えている。
大きな目がさらに大きくなっている。
「ちょっと滝沢さんと話があるから一人で見て来れる?」
宏光が好きだと言ってくれる笑顔を浮かべた。
うんうん!!宏光はそのまま慌てて俺から離れていった。
「凄いね〜藤ヶ谷さんは」
「人の奥さんに色目使わないで下さい。」
「ん〜そんなつもりはなかったんだけどな〜でも、興味はあるよヒロ君可愛いし」
「俺の大事な人何です。興味とかで近づかないで下さい・・迷惑です。」
もう、これでこの人に嫌われようがどうだっていい。
「ヒロ君は本当にいい人と結婚したんだね。
それにヒロ君も旦那さん大好きって溢れてる。」
そう言って滝沢さんは俺の方を優しく叩いて笑った。
「あいつは俺の全てなんです。」
「大事にしてあげなよ、あ、でもたまにはヒロ君貸してね〜
タウン誌の評判良くてね〜」
「はぁぁぁぁ??貸さねぇーよ!!」
「でも、さっきのキスシーンはちゃんと撮らせて頂きましたけどね」
「え!!」
滝沢さんが指さす方にはカメラを構えた人がご機嫌で笑っていた。
この人・・・やっぱりただ者ではない・・・。
恐るべし・・・
「太輔〜!!」
振り返れば可愛い笑顔で手を振る宏光がいて
そのまま俺の胸に飛び込んで来た。
「終わったの?」
「あぁ・・帰ろうか」
「うん、あ!滝沢さんお招きありがとうございました。」
「また、華ちゃんの所に行くよ」
「はい、お待ちしてます」
「行くよ、では・・・失礼します。」
宏光の腰に手を回して二人でこの場を後にした。
「あれ?何か買ったの?」
「うふふwそう買ったの〜」
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茶々丸(プロフ) - 月さん» 月さんこんばんは〜完結しました〜小悪魔みっくん堪能してもらえて良かった〜(*´ω`*)小悪魔シリーズ好きだと言って貰えると本当に書いて良かったと思えますよw本当にありがとぉぉぉl!! (2017年4月6日 22時) (レス) id: 525186f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - 完結、おめでとうございます!(o^∀^o) 小悪魔みっくん、たっぷり堪能しました!(/ω\*)笑 このシリーズ大好きなので、萌えたくなった時はまた最初から読み直しまーす♪ヽ(・∀・)ノ笑 (2017年4月5日 23時) (レス) id: dd64e5625b (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - 月さん» 月さんこんばんはwやっぱり藤ヶ谷夫妻はラブラブが一番似合います。私が好物です。さてそろそろ滝沢さんを絡ませる所を書き始まました〜しばしお待ちをw (2017年4月1日 23時) (レス) id: 525186f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - こんばんは〜♪ラブラブの藤ヶ谷夫妻を見る滝沢さんの反応が楽しみです〜( *^艸^) 小悪魔みっくんも、しっかり太輔さんにメロメロですよね!可愛い過ぎです♪(/ω\*) (2017年3月31日 23時) (レス) id: dd64e5625b (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - 月さん» 月さんこんばんはw更新しました〜やっぱり可愛い小悪魔みっくんは無敵なので(*´ω`*)旦那様にはもっと頑張って頂こうかと思っております。(笑) (2017年3月27日 23時) (レス) id: 525186f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶々丸 | 作成日時:2017年2月7日 23時