三匹のこぶた

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宮「さて、やっと俺の番ですか？」


はい、そうです。

俊哉狼は玉こぶたの木の家の前にやって来ました。


トントン


宮「玉こぶたくん、このドアを開けてくれないかな」


俊哉狼はドキドキしています。

だって、前々から気になっていた玉こぶたと仲良くなれる

チャンスだったからです。


玉「い、いやだよ。オオカミなんてあっち行け！」


でも、返って来た言葉が俊哉狼がショックを受ける言葉でした。

仲良くなりかたっかのに・・


宮「ふん、それなら、こんな家、火をつけて燃やしまうぞ！」


拾った小枝に火を付けて俊哉狼は恐々言ってみました。

本当はこんな事するのも嫌で仕方ない。

でも、玉こぶたは一筋縄ではいかない。

ただ気を引きたかっただけの俊哉狼・・・

でも、自然は言う事を聞きません。

風が吹いて来たのです。

俊哉狼が持っていた小枝の日が玉こぶたの家に燃え移ってしまいました。

メラメラと木の家はすっかり燃えて灰になってしまいました。


宮「わぁ・・どうしよう・・玉こぶたさん・・っは！！」


俊哉狼は急いで玉こぶたを助けようと家に飛び込もうとしました。

その時中から玉こぶたが慌てて飛び出して来ました。


宮「だ、大丈夫？けがはない？」


玉こぶたは焼けて行く自分の家を見て泣いていました。


玉「燃やす事ないだろ！！バカ！！ワァーン」


玉こぶたは泣きながら一番下の

健永こぶたが作ったレンガの家に逃げ込みました。

それでも俊哉狼はまだ追ってきます。

このまま本当に玉こぶたに嫌われたら・・・

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