三匹のこぶた

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藤「家、なくなっちゃったよ？どうする？」

太輔狼はニヤニヤしながらミツこぶたの髪を撫でる。

てっきり本当に食べられてしまうと思ったミツこぶた・・・


北「うわ〜オオカミのばかー！！」


ミツこぶたは玉こぶたの木の家に逃げ込みました。

太輔狼はまだ追ってきます。

でもそこには既にスタンバイをしていた 俊哉狼がいました。


宮「ちょっとガヤさん邪魔しないでよ」

藤「お前が邪魔だ！」


太輔狼は騒いでいる俊哉狼を無視して木の家に向かって行きます。


北「あいつ・・やべぇー！！わ・・・来てるよぉぉ」


玉こぶたの家の窓から外を見るとゆくっり近づく太輔狼。

一緒にミツこぶたと様子を見ていたこ玉こぶた・・何を思ったのか


玉「巻き込むなぁぁぁ〜どりゃ！！！」

北「えぇぇぇ〜まじかぁぁぁ」


玉こぶたに蹴られてゴロゴロと転がり出た。


藤「ふふふふ・・・自分から来たんだね。」


転がっているミツこぶたを抱き上げてしまった太輔狼。


北「はーなーせぇぇｌ」

藤「俺と将来の事を話そうね。ミツ大事にするよ〜」

北「オレはまだ何も認めてないぞ！！」

藤「怒った顔も可愛いね。食べちゃいたいよ」

北「オ、オレ・・食べても美味しくないぞ・・・」


ミツこぶたは本当に食べらてると思って泣き出しそうです。


藤「泣かないで。食べると言っても別の意味だから大丈夫なんだよ？」

北「本当？」

藤「うん」


ミツこぶたは太輔狼に抱き上げられたまま去って行きました。

あの太輔狼がおとなしくしてるとは思わないですが・・

取りあえずあの二人は一旦そっとしときましょう。

他のこぶたさんと狼さんも気になりますからね。

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