三十七話 ページ47
エーミールさんは意外と引かないタイプだ
結構グイグイとくる
「いや、けれど他の生徒会の人に悪いです」
em「そんなの気にしないでください、むしろみんな
望月さんのこと気になってますよ！」
あの手この手で攻めてくるので言い訳が思いつかない
em「お菓子もありますよ！」
「今なんて言いましたか？」
em「え、お菓子もあります、と」
「どんなお菓子ですか？」
em「えっとマドレーヌとか、マカロンとかガトーショコラとか、(食いついてる)」
「行きます」
em(さっきまであんな頑なだったのにお菓子で釣れた...)
実は俺は大の甘党なのである、マドレーヌも大好きだしマカロンは1番の好物だ
俺は1日3食食べる人なので昼ごはんがなかったことにより腹へりメーターが限界まで下がっていたのである
社会的に死ぬのはわかっていたが今は空腹で死にそうだ、正常な判断ができないまま、俺はエーミールさんについていく
em「さぁ、行きましょう！菜園でお茶会をするので
3階まで上がりましょう」
3階まで上がる道中エーミールさんと短い会話をする
「エーミールさん？はどうして生徒会に入ったんですか？」
em「エーミールであってますよ、そうですねぇ
中学の時から彼のお知り合いだったこともありますし、彼は私の頭脳をかってくれたんです」
彼とは多分生徒会長のことだろう、エーミールさんは相当頭がいいようだ
「そうなんですね、あのもう一つ聞いていいですか？」
em「なんなりと」
「どうして白目なんですか？」
素直に思っていたことを聞いていただけだか、エーミールさんにつぼられる
em「wwwあははwwwげっほげほ」
咳き込んでるし大丈夫かこの人
em「すごい神妙な顔して何言うのかとおもったら
そんなことだったんですね」
俺にとっては一大事なんだ、まだ若干エーミールさんを幽霊だと疑っている
返答によっては意識を飛ばすぞ、俺が
em「俺の目よく見てください」
そう言って彼は俺のすごい近くまで顔を寄せてくる
俺と彼は身長が同じくらいなので顔と顔が丁度向き合う
言われた通り目を見る、すごい透明感のある目だなとしか思わなかったが
..ん？なんか白目の中にグレーぽい白目がある
「白目の中にグレーぽい白目がある？」
em「そうなんです、もともと目の色がグレーなんですけど、私は色素が薄くて目がないように見られるんですよね」
たしかにエーミールさんの肌は俺と比べ物にならないくらい白い
それに服装や髪の色顔が整ってるので人形みたいだ
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chachaha0415(プロフ) - トモさん» ありがとうございます！ (2019年12月22日 11時) (
レス) id: 62d109a64a (このIDを非表示/違反報告)
chachaha0415(プロフ) - 47さん» 誤字です (2019年12月22日 11時) (レス) id: 62d109a64a (このIDを非表示/違反報告)
47 - すみません。5話の『1ねんD組』はわざとですか？ 誤字ですか？ (2019年12月22日 10時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 作者さんの正直なところわりと好きw自分で評価最高にするよね。俺もした。話の内容も面白いしこれからも応援してくぜ！ (2019年12月8日 12時) (レス) id: f2ff245dbd (このIDを非表示/違反報告)
chachaha0415(プロフ) - 猫ノ鈴さん» あと、どこに誤字脱字ありますか？お恥ずかしながら自分じゃあまり探せなくて、 (2019年8月2日 6時) (レス) id: 62d109a64a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者デーす | 作成日時：2019年6月15日 15時
