第百一話 ページ11
炭治郎side
産「おはよう皆。今日はとてもいい天気だね。空は青いのかな?
顔ぶれが変わらずに半年に一度の柱合会議を迎えられたこと、嬉しく思うよ。」
傷?いや…病気か?
この人がお館様?
唖然とお館様と呼ばれた人を見ていると、先程の柱の人に地面に押さえつけられた。
「ドガッ」
速い!全く反応できなかった。
抵抗しようと目を開くと、柱の人たちがお館様に跪いて頭を下げていた。
Aも禰豆子の箱の横で跪いている。
実「お館様におかれましても、ご壮健で何よりです。益々のご多幸を切にお祈り申し上げます。」
産「ありがとう。実弥。」
実「怖ながら、柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる、鬼を連れた隊士について、ご説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか。」
知性も理性も全く無さそうだったのに、凄くきちんと喋りだしたぞ…
産「そうだね。驚かせてすまなかった。
炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた。そして、皆にも認めて欲しいと思っている。」
お館様は、俺が鬼になった禰豆子を連れていることを知っていたのか?
鬼殺隊の当主が認めてくれるなら…
と俺は淡い期待を抱いたが、そう簡単ではなかった。
悲「嗚呼…たとえお館様の願いであっても、私は承知しかねる。」
宇「俺も派手に反対する。鬼を連れた鬼殺隊員など認められない。」
甘「私は全てお館様の望むままに従います。」
時「僕はどちらでも。それより、Aの手当てを…」
胡「……」
伊黒「信用しない、信用しない。
そもそも、鬼は大嫌いだ。」
煉「心より尊敬するお館様であるが、理解できないお考えだ。全力で反対する。」
他の柱の人たちも禰豆子のことを理解してはくれなかった。
鬼であると言うだけで…
禰豆子は人を喰わないのに。
実「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。
竈門、冨岡、日向の処罰を願います。」
産「では、Aの意見も聞いてみようか。Aはどう思う?」
お館様がAに問いかけた。
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琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇(とくに炭次郎のところ) (2022年3月24日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
れーー - つづき待ってます (2020年10月30日 23時) (レス) id: 69c853c22b (このIDを非表示/違反報告)
ミナリンスキー - 全然大丈夫ですよ。書ける時でもいいので、いつでも待っています。宇髄さんはからかうの上手いけど、主人公ちゃんは照れていたしなぁ。宇髄さんに抱きしめてもらいたい、なんちゃって( -∀-) (2020年8月18日 1時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
月城(プロフ) - ミナリンスキーさん» はじめまして。コメントありがとうございます!最初から読んでくださり、ありがとうございます!仕事が忙しくて更新が滞っていますが、頑張って更新できるようにします!今後もよろしくお願いします。カナヲちゃんとの絡みも入れていきます! (2020年8月8日 22時) (レス) id: 9dff787f75 (このIDを非表示/違反報告)
ミナリンスキー - はじめまして最初から読んでいます。炭治郎との関係がますます気になります。カナヲちゃんとはもっと仲良くなってほしいです。続き楽しみに待っています。 (2020年7月30日 1時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月城 | 作成日時:2020年6月28日 22時