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第八十六話 ページ43

翌朝





ハク「カァーオキロ!オキロ!
今日モ任務ダゾ!オキロ!」



ハクが大きな声でAを起こそうとするが…



『んー………ZZZ』



Aは起きなかった。



ハク「オキロオキロ!
今日ノ任務ハ風柱トダゾ!!」



ハクはAを起こそうと、枕元でバサバサと騒ぐ。



『ムー?か、ぜ柱………ZZZ』



それでも起きないA。



ハク「カ、カァ……」







その時、ハクの声を聞きつけたのか、誰かが部屋に入ってくる。






ア「Aさん!朝です!起きてください!今日も任務ですよ!」



アオイがAを揺さぶり起こそうとする。

アオイのおかげか、ようやくAが目を覚ました。




『ん?……アオイちゃん、おはよう〜』



寝ぼけ眼で挨拶をするA。



ア「お風呂の準備をしておきましたので、今から入ってください。
昨日は任務の後、そのまま眠ってしまったようですから。
その後、頬の傷の手当てもします。」



『ふわぁーい……ありがとう…』



また眠ってしまいそうなA。



ア「仕方ないですね。」






アオイは少しため息をついて、Aの手をとり立ち上がらせて、お風呂まで連れて行ったのだった。









お風呂を済ませて目が覚めたAはアオイに頬の傷の手当てをしてもらっている。



ア「Aさんって朝が弱いんですね。
鴉が困ってましたよ。」


『ごめんなさい!どうしても朝起きるのが辛くて!』


ア「まぁ、いいですけど。
はい。できましたよ。
女の子なんですから、顔に傷を作るのはやめてくださいね。」


『ありがとう!』



Aとアオイは歳が近いということ、そして、アオイの面倒見の良さから、数日のうちに仲良くなっていたのだ。




ア「もうすぐしのぶ様が来ると思いますので、ここで待っていてください。」


『アオイちゃん、手当てありがとう!
今度、お休みの日に一緒にお茶しにいこうね!!』


ア「Aさんが任務で怪我をしなかったらですよ。」





そう言ってアオイは部屋から出て行った。





胡蝶がアオイと入れ替わるようにして、部屋に入ってくる。



胡「おはようございます。Aさん。
初任務、お疲れ様でした。ご無事で何よりです。」



『ありがとうございます。
でも、昨日は鬼を倒した後、気を失ってしまったみたいで……
(あれ?そういえば、どうやって帰ってきたんだっけ?)』

 




昨日ことを思い出してみるA。

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琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇(とくに宇随さんのところ) (2022年3月24日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
月城(プロフ) - 雪さん» 雪様、コメントありがとうございます。試行錯誤しながら書いていて、うまく書けているか不安でいっぱいでしたので、そう言って貰えてとても嬉しいです!ありがとうございます!これからも更新頑張りますので、よろしくお願いします(o^∇^o) (2020年6月14日 22時) (レス) id: 9dff787f75 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます! とても良い作品を書いていて羨ましいです! これからも更新頑張ってください! 応援しています! (*^▽^*) (2020年6月14日 22時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月城 | 作成日時:2020年6月9日 15時

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