検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:59,691 hit

第七十二話 ページ29

隊服に着替えるA。


『……これ寸法あってるの??
(なんか全部が短いような………)』


Aが広げた隊服を見て首を傾げる。






Aに渡された隊服……それは…


詰襟は方から先の袖は無く、服の丈も胸の下までとかなり短い。

袖の代わりには、手首までの長いグローブのようなもの。

そして、下は……
かなり短いスカートだった。





『(え?え?え?隊服ってこんな感じなの?
あ、甘露寺さんも短いスカートだったっけ?
とりあえず、着てみよう…)』



首を傾げながらも、隊服を着てみるA。




『よし!これでいいのかな??
でも…やっぱり詰襟のサイズおかしいんじゃ……
(これじゃ、お腹丸見え……は、恥ずかしい!)
とりあえず、柱の皆さんに見てもらたらいいかな……』




Aは丸見えになったお腹を手で隠しながら、柱の部屋へと向かったのだった。









Aが柱のいる部屋を恐る恐る覗き込む。
柱達には顔しか見えていない。



『き、きがえてきました。
でも、これでいいのかわからなくて…』



なかなか部屋に入ってこないAに痺れをきらした宇髄が立ち上がりAの下へ近寄る。



宇「勿体ぶらねぇで、さっさと見せろ!」


「グイッ」


『あっ!』



宇髄がAの手を引っ張り部屋の中に入れた。








実「ブッ!?!?(なんつー格好してんだア!)」
お茶を噴き出す不死川。


煉「よもや!(甘露寺と似たようなものだな!)」
目を見開いてガン見する煉獄。


伊黒「グッ!?(俺は見てない見てない。)」
瞬時にAから目を逸らす伊黒。


時「え?寸法合ってる?(可愛いけど…)」
そう言いながらもジーっと見る時透。


冨「……(腹を出すと)風邪引くぞ。」
心配してるような冨岡。


宇「(露出が多すぎだろ!派手に可愛いじゃねぇか!嫁にしたい!)」
Aの腕を掴んだまま固まる宇髄。


甘「キャー!可愛いわ!(私の隊服と似てるわ!)」






柱の男性陣の反応もしょうがない。
Aの姿…

胸が見えそうで見えない絶妙な丈感の詰襟に丸見えの華奢な肩と白いお腹。

そして、短いスカートからは惜しみなく白い太ももが曝け出されていた。





柱の男性陣の反応を見て、Aは更に恥ずかしくなり短い隊服の裾を引っ張りお腹を隠そうとする。





『隊服ってこういうものなのでしょうか??』






そして、羞恥心からか少し涙目で顔を赤くしながら言ったのだった。

第七十三話→←第七十一話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇(とくに宇随さんのところ) (2022年3月24日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
月城(プロフ) - 雪さん» 雪様、コメントありがとうございます。試行錯誤しながら書いていて、うまく書けているか不安でいっぱいでしたので、そう言って貰えてとても嬉しいです!ありがとうございます!これからも更新頑張りますので、よろしくお願いします(o^∇^o) (2020年6月14日 22時) (レス) id: 9dff787f75 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます! とても良い作品を書いていて羨ましいです! これからも更新頑張ってください! 応援しています! (*^▽^*) (2020年6月14日 22時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月城 | 作成日時:2020年6月9日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。