青りんごは恋の味。 (ページ6)

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特別ページ6

You side

も｢俺のことは名前で呼んでくれないの？｣

悪戯な笑みで聞いてくる大森さん

A｢も、元貴くん...｣

も｢こっち向いてもう1回言ってっ！｣

り｢こら、元貴くん。女の子いじめちゃダメでしょ｣

わ｢あ、先生が来たw｣

も｢ごめんなさいっ｣

小学生のような言い方が可笑しくてw

A｢あははw 元貴くん面白いっw｣

わ｢A、楽しそうで良かった｣

り｢若井がお兄ちゃんしてる｣

も｢お兄ちゃん、優しい〜｣

A｢お兄ちゃんイジられてるw｣

3人のやり取りだったり空気感でだんだん緊張が解れてきた

家族以外の男の人とこうやって笑って話したのなんて何時ぶりだろう

中学生のころ同級生の男子にからかわれたのがトラウマでそれから家族以外の男性が苦手になった

なんていうか

怖く感じてしまって...体が震えてしまう

でも

りょうちゃんも元貴くんも

今日会ったときから他の男性とは少し違った感覚があって

緊張めちゃくちゃはしたけど恐怖心は全く無かった

不思議な安心感があった

わ｢このあと元貴とりょうちゃんとご飯行くけどAも来るでしょ？｣

A｢行っていいの...？｣

も・り｢もちろん！｣

A｢じゃあ...お邪魔します｣