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踊ってもブレない感情を乗せた歌声。
しなやかで、軽やかな踊り。
コロコロと変わる表情。
そして何よりもその存在感。
世界トップクラスの実力を生で体感し、練習生達の目や口は開きっぱなしだった。
Aの表現力を最大限に駆使した曲が終わる。
そして再びスタジオは真っ暗になったかと思えば、流れてきたのはこれも彼女の舞台の劇中歌。
今度は歌唱力が試される曲だった。
その力強い歌声と、その細く華奢な身体から出ているとは思えないような声量に、木全は無意識に拳を握りしめていた。
「So, your ass up. Show me how you burlesque.」
最後のフレーズを歌いきり、音楽が止む。
一瞬の静寂の後、練習生達は全員立ち上がり大きく手を叩き彼女を称える声を上げる。
それはなかなか鳴り止むことがなかった。
彼女はくしゃりと笑い、いつも見せるあの幼い笑顔を顔に浮かべた。
そのギャップに、與那城は思わず笑ってしまった。
「いやーすごかった！！私A先生のステージ観るの初めてなの！めっちゃ感激したーー！！」
「わー！ありがとうー！」
鳴り止まぬ拍手の中、A-NONが再びステージに上がり、Aとハグをする。
そしてニコニコと笑うAを頭の先からつま先までまじまじと見つめた。
「…にしても、ちょっとセクシーすぎじゃない？ここ高校生もいるからね？大丈夫？」
「んふふ、まぁそろそろオトナの階段登る時期だし、いいんじゃない？」
「やめなさい、刺激が強い」
悪戯に笑いながらセクシーポーズを決めるAを、A-NONが慌てて止める。
高校生組は目のやり場に困っているのか、キョロキョロと視線を動かす者もいれば、思春期男子らしくAを凝視している者もいる。
Aの姿に練習達の騒めきはなかなか消えず、MCを任されているA-NONは頭を抱えるのだった。
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uka - いやああめっちゃ面白くて、一気読みしちゃいました笑 ソルくん推しなのでソルくんとの絡み見たいです！ (2020年4月30日 23時) (
レス) id: 701fc5b087 (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - 安藤くん出てくるたびに私も心臓がドキドキします(´；ω；`)笑 星ボタン何回も押せたらいいのに、、、、本当に最高です！！ (2020年4月18日 19時) (レス) id: 80c7c0ae45 (このIDを非表示/違反報告)
chia(プロフ) - rikoさん» わー！私もよなとも推しですー！同じ推しの方から感想もらえて嬉しすぎます(TT)設定モリモリの御都合主義なお話ですが楽しんで貰えてほっとしております…！これからも更新頑張りますね！ (2020年4月16日 13時) (レス) id: 4602b620e0 (このIDを非表示/違反報告)
chia(プロフ) - るうさん» ありがとうございます…！他の作品と比べて糖度は低いかと思いますが、それでも読んで頂けて嬉しいです、これからもよろしくお願いします！ (2020年4月16日 13時) (レス) id: 4602b620e0 (このIDを非表示/違反報告)
chia(プロフ) - くまさん» 惚れて頂けて嬉しいです……！なんだか自分でも知らないうちに安藤くんよりのお話になってきてしまっているので、これからも彼のことを素敵に書けるように頑張ります！ (2020年4月16日 12時) (レス) id: 4602b620e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chia | 作成日時：2020年1月21日 22時
