37.ナヤミゴト※少し過激表現有 ページ1
「Aちゃん」
俺は、Aちゃんの部屋にいた。
時刻は真夜中。
深夜練も終わって、皆んな眠りについた頃だ。
「あれ、港人。どうしたの？眠れない？」
そう言って部屋の中に入れてくれたAちゃんはふわふわのルームウェアを着ていて、何もスタイリングされていないさらさらの髪からシャンプーの香りがする。
ショートパンツから覗くすらりと長い脚は無防備だ。
「うん。眠れへんねん」
「明日も早いんだから早く寝ないと…」
そう言いながらも俺を追い返したりしないAちゃんは、優しいのかちょっとアホなんかどっちなんやろう。
こんな時間に男を部屋に入れるなんて。
「なんかあったの？」
ベッドに2人並んで座って、俺の顔を覗き込みながら言うAちゃんは多分、俺がオーディション関連のことで悩み事があるとでも思っているんやろな、自分のトータルステージトレーナーとしての職務を全うしようとこんな時間やのに俺に付き合ってくれてる。
でもごめんな、ちゃうねん。
「悩んでんねん。……どうやったらAちゃんが手に入るかなって」
「え、」
ドサリと、乾いた音が静かな部屋に響いた。
身体を捻って、隣に座るAちゃんを押し倒した音だ。
シーツに散らばる髪さえも綺麗やなんてずるい。
突然押し倒された驚きでただでさえ大きな目がさらに大きく見開かれる。
何か言いたげに開かれた口は、言葉を発することはなかった。
「ん……むぅ、」
俺が、食べたから。
「んん、……みな、………と、っ…」
角度を変えながら、何度も、何度も。
唇を合わせAちゃんの息を、言葉を、食べていく。
抵抗しようと俺の胸を押してくる手は右手だけベッドに押さえつけ、左手は自由にしてやった。
俺の下で必死に抵抗してくるけど、ごめんな、それ全く意味ないで。
決して俺には勝てないそのか弱さが可愛いくて仕方がない。
「ん、……はぁ……っ」
溢れる吐息が色っぽい。
それだけで頭がくらくらとした甘い余韻に支配されていく。
開いた小さな唇に、ぬるりと舌を差し込んだ。
中は暖かくて、柔らかい。
でも少し狭いな。そんな所も女の子って感じがしてほんまに可愛い。
ぴくりとAちゃんが反応した。
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uka - いやああめっちゃ面白くて、一気読みしちゃいました笑 ソルくん推しなのでソルくんとの絡み見たいです！ (2020年4月30日 23時) (
レス) id: 701fc5b087 (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - 安藤くん出てくるたびに私も心臓がドキドキします(´；ω；`)笑 星ボタン何回も押せたらいいのに、、、、本当に最高です！！ (2020年4月18日 19時) (レス) id: 80c7c0ae45 (このIDを非表示/違反報告)
chia(プロフ) - rikoさん» わー！私もよなとも推しですー！同じ推しの方から感想もらえて嬉しすぎます(TT)設定モリモリの御都合主義なお話ですが楽しんで貰えてほっとしております…！これからも更新頑張りますね！ (2020年4月16日 13時) (レス) id: 4602b620e0 (このIDを非表示/違反報告)
chia(プロフ) - るうさん» ありがとうございます…！他の作品と比べて糖度は低いかと思いますが、それでも読んで頂けて嬉しいです、これからもよろしくお願いします！ (2020年4月16日 13時) (レス) id: 4602b620e0 (このIDを非表示/違反報告)
chia(プロフ) - くまさん» 惚れて頂けて嬉しいです……！なんだか自分でも知らないうちに安藤くんよりのお話になってきてしまっているので、これからも彼のことを素敵に書けるように頑張ります！ (2020年4月16日 12時) (レス) id: 4602b620e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chia | 作成日時：2020年1月21日 22時
