49話 ページ50
「……私なんかより仲間歴長いのに……
センラさんって鈍感なんですね……意外…」
「なんっかムカつくなぁ……！！」
ドン引き状態のシロ。
センラはその、
仲間のことですよ？私に負けます？
という顔にひくりと頬をひきつらせた。
「ま、いいじゃないですか。
ついでに言えば、
志麻さんの件はなんか、
仲間内に相談しにくそうだったんで、
きっと気にしなくていいと思いますよ。
あの人もあの人で、優しい人だから。
…天月さんのことは、
つまりは私と共闘ですから。
全然、救えなくなんか、ないと思いますよ。」
シロはそう言って、
ちょっと流してきます！
とパタパタ階段を駆け下りていく。
センラは数秒その場に立ちどまり、
その言葉を反芻する。
……自分は、
決して仲間内に話しづらいような話でも、
自分くらいには言ってくれれば、と
そう思っているのだけれど。
それは、シロには伝わっていないようだけど。
まぁ、いいか。
まーしぃのことは教訓や。
天月のことは、引き分け。
もし次があるならば、
誰かに手を差し伸べる時が来たならば、
今度は、
関係にビビって見て見ぬふりをしないように。
今度はまっすぐ手を差し出せるように。
「照らさんと見えんやろ」
不本意ながら
半ば体当たりで教えてくれた少女を、
今回だけは賞賛しようと思った。
______________________________________
わーいいっぱいになりました！！！
一時期長期間の更新停止をしておりましたが、
気づけばお気に入り登録をしてくださった方、
評価をしてくださった方。
コメントをしてくださる方までいるような、
そんな作品になっていました。
軽い気持ちで書き始めただけに、
この状況は嬉しいようなプレッシャーなような。
でもそんな皆様や、
それに加えてこの作品に興味を引かれ、
1文字でも読んでくださいました皆様のおかげで、
この作品は成り立っています。
感謝を言っても言い足りないほどです。
本当に、ありがとうございます。
まだ志麻さんと天月さんしか
救済してないという事実にも驚愕ですね。
どこまで続くんだこの話。
あとシロちゃんは人間味があり過ぎですね。
めっちゃ予想外。
私の中では結構プロットは出来ていて、
あとは筆の乗るままに書くだけなのですが、
如何せんプライベートが多忙で
これまで通りまちまちな更新になりそうです。
続編で来ました！！！
よろしくお願いします！
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煮凝り - れもんさん» あ゛っ…！読み返してまで…ありがとうございます更新頑張りますね！！ (2020年9月11日 22時) (
レス) id: 070d398b9c (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - 煮凝りさん» 全然いいなのです〜！！今日また見返してほっこりしてますw！！ (2020年9月11日 19時) (レス) id: e9c3d8ad5a (このIDを非表示/違反報告)
煮凝り - れもんさん» 返信遅くなってすみません…！ほっこりしていただけたなら嬉しい限りです！！ (2020年9月10日 17時) (レス) id: 070d398b9c (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - やああああ、いい仲間〜！！心温まる〜！！！ (2020年9月4日 20時) (レス) id: e9c3d8ad5a (このIDを非表示/違反報告)
煮凝り - ささささん» わぁぁ嬉しいです……！！頑張りますね！！ (2020年9月3日 19時) (レス) id: d8b345149a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目に煮凝りができた | 作成日時：2019年12月23日 14時
