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13話 ページ14

「……センラ
こう言うタイプと違うんですけど……」

バチバチと帯電させて

敵を殴りまくっているセンラ。

「俺はいつも通りやわ」

相手に状態異常をプレゼント〜

なんて言いながら

付与師らしくもなく敵を蹴り倒す志麻。

「あー、いつもやったら1発で片付くのに〜!!」

「基地粉砕されるわ」

、会話を弾ませている彼らは

まだまだ余裕ありまくりのようである。

シロもシロでとにかく機動力で相手に触れ、

能力を無効化してから

得意の速さ勝負に持ち込み、

一瞬にして当たりを血の海にする。

「こ、こいつら……!!!
尋常じゃねぇ!!!」

「て、撤退だ!!」

「全滅する前に撤退しろ!!!!」

容赦を知らない彼らに恐れを生したのか、

すごい勢いで敵が消えていく。

「……追っちゃダメだよ!
そういうルールだからね。」

その姿を眺めながらまふまふは言って。

「はーい」

そうこう言っているうちに、

基地内に敵の姿はひとつも無くなっていた。

「……はぁー!!俺昼はダメなんだって〜!!」

「まさか俺の火にこんな弱点があったとは……」

「あ、やべ。
勢いつけて殴りすぎて、壁凹んでるわ」

「この血溜まりって、俺が掃除するの……?」

「体若干痺れてるんですけど」

「……いい運動になったわ」

「みんな戦い方きたねぇ!!!」

思い思いの言葉を投げる面々。

「あ!てかさ!
…シロちゃんって能力なんなん?
なんか相手おかしくなかった?」

無邪気にも坂田が尋ねる。

「あ、俺も気になる〜」

と志麻。

シロちゃん、だなんてフレンドリーな呼び方に、

シロは一瞬吹き出しそうになって。

「……あなたがた全員の、
能力を消すことが出来る能力です。」

そう言って笑ってみせた。

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煮凝り - れもんさん» あ゛っ…!読み返してまで…ありがとうございます更新頑張りますね!! (2020年9月11日 22時) (レス) id: 070d398b9c (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - 煮凝りさん» 全然いいなのです〜!!今日また見返してほっこりしてますw!! (2020年9月11日 19時) (レス) id: e9c3d8ad5a (このIDを非表示/違反報告)
煮凝り - れもんさん» 返信遅くなってすみません…!ほっこりしていただけたなら嬉しい限りです!! (2020年9月10日 17時) (レス) id: 070d398b9c (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - やああああ、いい仲間〜!!心温まる〜!!! (2020年9月4日 20時) (レス) id: e9c3d8ad5a (このIDを非表示/違反報告)
煮凝り - ささささん» わぁぁ嬉しいです……!!頑張りますね!! (2020年9月3日 19時) (レス) id: d8b345149a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:目に煮凝りができた | 作成日時:2019年12月23日 14時

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