第１３話 ページ14
【A視点】
おそ松はすぐに帰ってくると思っていた。でも、案外あれから２日くらい立っている。別に寂しくはない…はずだ。
両親が死んでから俺はずっと一人で暮らしてきた。
だから、おそ松が現れた事は俺にしては大きな出来事だったのかもしれない。
母は、悪魔は悪い存在と俺に教えてきた。
それに対して父は、悪魔でも悪い奴と良い奴が居ると俺に教えてくれた。
じゃあ、おそ松は＿＿＿＿＿＿？
人の血を吸うし、住み着くし、煩いし……
でも、何かが引っ掛かる＿＿＿＿＿＿
(ガチャッ
お「たっだいまぁー！！！」
(ヒュッ！
おそ松が帰ってきた。
俺はびっくりして、思わず持っていたナイフを投げてしまう。
そのナイフはおそ松には当たらず、奥の壁に突き刺さった。
…ﾎｯ…良かった。
………良かった？？
主「よぉ、二日ぶり。次は外さん」
そういって、内心の動揺をかき消す。
なんだよ、何でおそ松の顔を見てホッとしてるんだ。俺!!!
チ「ちょっ、おそ松兄さん！危険ありありじゃん！」
お「えーっと……うん。こんな感じ」
チ「バリバリエクソシスト！」
……誰？
今日のおそ松はいつもとは違う、赤色のパーカーを着ている。それに対して隣にいる奴は緑色のパーカーを着ていた。黒い髪に緑色の瞳。身長はまったく同じ。
もしかして____
兄弟かな？
そう思ったら、当たってた。
三男のシコ………チョロ松らしい。
チッ…悪魔か。
お「あ…そういえば、ただいまのちゅーを…」
コイツ……兄弟の前でも通常運転なのか。おそ松はニヤァと笑いながら俺の方へ近寄ってくる。
お「ほらへら、ちゅー！！」
チ「キモッ！？長男キモッ！！」
確かに気色悪い。
俺は近寄ってくるおそ松の顔にビンタをすると棒のように立ち尽くすチョロ松とやらに近寄った。
お「親父にも殴られた事無いのに!」
主「んで、チョロ松は何でここに来たの？」
チ「…貴方が危険じゃないか、確かめに…」
主「…？よく分からないがおそ松の保護者って事でいいんだよな？」
チ「うん…まぁ」
じゃあ、連れて帰って貰う事も可能ってことか…？
つーか、エクソシストなのだから悪魔にとっては危険対象ということは当たり前では…？
(チリンッチリンッ
お「ん？鈴の音…？」
主「客人だ、お前らは大人しくしてろ」
びしっとおそ松達を指さすと俺は部屋から出た。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
今日の松
お「何？・・・たまには甘やかして欲しいの！そ、う・・ん・・もっと撫でで」
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桜餅 - 死人さん» 死人さん!!!頑張ってください!!! (2022年11月3日 21時) (
レス) @page41 id: 02688dffc8 (このIDを非表示/違反報告)
カマキリ - うぇ？神ですか?やっぱりピンク最こｕ((更新頑張って下さい (2021年11月17日 1時) (レス) @page48 id: 60cf18d06c (このIDを非表示/違反報告)
(*ﾟ▽ﾟ*)ﾌｫｫｫ(プロフ) - おもしろいです！更新待ってます！頑張ってください！ (2020年7月27日 18時) (レス) id: 99a4d56779 (このIDを非表示/違反報告)
風邪(プロフ) - 死人さん！シバです！更新待ってますよう( ；∀；) (2019年8月6日 17時) (レス) id: 41ed55b1cf (このIDを非表示/違反報告)
こまき(プロフ) - 更新を……恵んでください……⊂⌒~⊃｡Д｡)⊃ ﾋﾟｸﾋﾟｸ (2018年7月23日 23時) (レス) id: 89500cf1af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：死人 | 作成日時：2017年3月24日 0時
