検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:48,257 hit

ピンクのゴンドラ ページ36

乗り場近くに来ると、止まってたゴンドラが動き出したのが見えた。




風・・・、止まなきゃよかったのに。





もう少しこのまま二人でいたかったな。





もう一回、言っとこ。





玉森「Aちゃん、あのさ。




昨日俺が好きだって言ったの、覚えてる?





あれ、熱のせいじゃないからね。俺の気持ち忘れないで。」






A「えっ、あ、うん、」





どうしよ、って表情。



告白とか慣れてなさそうだしな。





玉森「・・・ガヤと、ずっと仲良くね。」





ゴンドラ乗り場について確認すると、風が収まった今なら上のテラスに上がれるって。







玉森「Aちゃん。




二人のことさ、見届けたいなって気もあるけど、やっぱやめとくわ。」





A「え?玉森くん、待って。




どういうこと?!」






玉森「ここから先は一人で行きな。




だいじょぶ、心配いらないから。」





A「心配いらないって、玉森くんは?」





玉森「Aちゃん、今度こそ幸せにね。」






自分の気持ち吹っ切るように、Aちゃんの背中押してゴンドラに乗せた。







玉森「お願いします。」






ゆっくり動き出したピンク色のゴンドラ。





どんどん小さくなって、とうとう見えなくなった。

マネージャーさん→←悪天候



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (173 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2118人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷太輔 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たまさくら | 作成日時:2019年9月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。