運命の赤い糸 ページ30
A「あのね、太輔くん。
運命の赤い糸って知ってる?」
藤ヶ谷「薬指がつながってるってやつ?
前に聞いたことあるかな。」
A「私の運命の赤い糸は、生まれる前から太輔くんとつながってたんだって信じてるよ。
あの日。
キスマイのイベントに奈央の代わりに私が行ったことも、落としたストールを太輔くんが拾ってくれたことも。
みんな、ずっと前からそうなるって決まってたことなのかなって思うんだ。
太輔くんは私にとって、世界でたった一人だけの運命の王子様だと思うよ//」
勇気出して太輔くんの瞳、まっすぐみて伝えた。
A「私、今、太輔くんと出会って一番幸せだよ。ありがとう。」
******
お互いすごい好きなのに、信じてるはずなのに。
噂が気になったり、妬いてみたり。
すれ違ったり、不安になってみたり・・・。
今まで歩んできた人生も全然違うけど。
でも。
お互いを想いあう気持ちはこれからも変わらないって信じたい。
太輔くん。
こんな私のこと、好きだって言ってくれてありがとう。
大切に想ってくれてありがとう。
太輔くん、大好きだよ。
これからもよろしくお願いします。
ASide Fin
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作者名:たまさくら | 作成日時:2019年9月1日 17時