ダイヤモンドダストが舞う朝は 19最終章(Taisuke.F/Yuta.T) (ページ29)

今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:48,239 hit

ずっとページ29

太輔くんがくれた大切なプレゼント。

気を付けて箱開けると、ガラスのまあるいドームの中にゆらゆらっと白い結晶が揺れてるネックレスだった。

本物の雪の結晶のネックレスなんだって！

びっくりしたのとうれしいのとで、太陽の光にかざしながら何度ものぞき込んでたら目の前をふわふわっと何かが舞ってた。

二人で広いテラスから空見上げると、太陽の光に反射して雪が輝いて見える。

A「あ・・・、これ。ダイヤモンドダストって言うみたいだよ。

昨日ね、マッサージしてくれた人が言ってた。

いろんな条件がそろわないと見れないから、見れたら超ラッキーなんだって。

ネックレスありがとう！大切にするね。」

藤ヶ谷「俺も。

・・・Aのこと、ずっと大切にする。

これからも俺と、ずっと一緒にいてください。」

幸せ過ぎてなんだか泣きそう。

胸がつまって声が出なくて、コクンってうなづいて答えた。

A「太輔くん、ずっと好きでいてね♡」

私からも心からの笑顔で気持ちを伝えた。

太輔くんの後ろで、太陽に反射したダイヤモンドダストがキラキラ輝いてる。

まるで私たちのこと祝福してくれてるみたいだな。